ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

戸田真琴デビュー作と、処女でAVに出演するということ

 戸田真琴をインタビューしたのは5月のこと。まだデビュー作のサンプルもあがっておらず、「処女でAVデビュー」という以外、前情報がない状態での取材だったが、大変可愛らしく、表情も豊かで、しかも頭の回転が早くて話も面白い女の子なので、いっぺんで好意を持った。特に映画が好きだという話題で、好きな監督として「ジム・ジャームッシュゴダール」なんて名前があがったところで、心を打ち抜かれた。いや、今でこそ映画をほとんど見なくなった僕だが、10代の頃はシティロード片手に名画座に通い、この辺りの映画をずいぶん見倒したのだ。彼女の所属するSODクリエイトのレーベル名「青春時代」そのままに、甘酸っぱい思い出も蘇ったりして。しかしサブカル好きの今どきの女の子だと、ジム・ジャームッシュゴダールってのはなかなか出てこない名前じゃないだろうか。もうそこでグッと来る。とにかく、もっと色々なことを話したいと思わせてくれる魅力的な女の子だった。

 その後も、TwitterやBlogなどもチェックして、書き込まれる誠実な文章と愛らしい自撮り画像に、すっかりハマり、「個人的に今一番可愛いAV女優」としてプッシュしていた。

 そして昨日、満を持してデビュー作『「私、Hがしてみたいんです」 戸田真琴 19歳 処女 SOD専属AVデビュー』 が発売され、僕の元にもサンプルDVDが届いた。期待に胸を膨らませて再生。いや、実はAV本編を見ないで、AV女優として推していたことに若干の罪悪感を感じていたということもあったのだ。いくら可愛くても、それだけじゃAV女優としての評価は出来ないのだから。なにしろこの時点では、裸もろくに見てないのだ。

 再生して、少し慌てた。

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