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ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

「月刊カチョー!」日本ジャーナル出版

雑誌

 史上初の課長専門エンターテインメント! な雑誌「月刊カチョー!」が創刊されました。課長世代に向けた雑誌ってことのようですが、課長世代って30代後半から40代という認識みたいですね。僕は会社のこと、疎いのですが、課長ってそんなに若いんだー。37歳の僕はモロに課長世代ですな。
 内容は特集が「嫌われたくない」で、上司や部下、女性社員や家族に嫌われないための心構えのハゥトゥ。「いまさら聞けないカチョーの常識」では、日本の政党の系譜や中近東情勢、銀行業界再編などをわかりやすくまとめてます。「親が知らない子どもの素行」では、マンバやセンターGUY、お兄系、グロロリ、小中学生売春などを解説。連載は「スーパーカー列伝」に「大衆酒場の世界」に「70's&80's MUSIC FILE」。「おもひでモノ図鑑」の第一回はタミヤです。そしてマンガは、とがしやすたか本秀康、そしてなんとあの「プラモ狂四郎」のやまと虹一による「プラ課長 錦四郎」ですよ。
 ガンプラ世代って、もうちょっと下のような気もするのですが、とにかくこのマンガがすごいですよ。花丸物産の課長である鏑木錦四郎(35歳)が、息子(狂四郎という名前なのだが…)がSDガンダムのプラモを作ってプラモ大会に出場しようとしたことをきっかけに、かつてのガンプラ熱が再発するというストーリー。
「見ろ 錦四郎! おまえが夢を忘れサラリーマンとして社会の波にのみこまれて自分を見失っている間に、ガンプラはこれだけ進化したんだー」
「おれはガンプラの今浦島ってことか…。たしかにガンプラに夢中になっていたのはZガンダムあたりまでで、受験だの就職活動に追われ、ごく自然におれの中からガンダムが消えていった…」
「そして…おれの体の中で再びガンダムの鼓動が鳴りはじめた」
と、熱いセリフのオンパレード! 今までのマンガなんかではバンドとかスポーツで、こういうパターンはあったけれど、ガンプラですよ。もはやガンプラはそこまで定着した文化となっているのですな。
 しかし、この雑誌、全体的には「GON!」や「BUBUKA」の流れのB級ニュース雑誌っぽいテイストなのですが、結構マジメ、というかフツー。本気で課長世代に読んでもらう雑誌を作っているような気がします。ま、逆にいうと「BUBUKA」とかのディープな凄みは感じられないんですが、読んでみると割と楽しいのですよ。このユルイ感じも、疲れなくていいなぁ、と。ほら、オトナ向けを意識した雑誌って、なんか高級感あふれるものが多いじゃないですか。高級ブランドに、洒落たバー、老舗の蕎麦屋みたいな。ああいう肩肘はったものじゃない「オトナ向け」雑誌って、意外になかったような気がするんですね。
 雑誌やら本を買うのって、もはや30〜40代だけといってもいいくらいなんで、もう完全にこの世代にターゲットを絞って、その中で細分化していくのはアリだなぁ、と思いました。

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