ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

京王駅弁大会が始まった!

 お正月気分が抜け始めた時、やってきますよ京王デパート新宿店の駅弁大会が。正式には「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」というこのイベント、全国から選りすぐられた駅弁が一同に会する駅弁の甲子園なのです。今回で40回を迎え、会期中の売り上げは何と約7億円! この時期、ワイドショーやニュースでは繰り返し取り上げられるので*1、ご存知の方も多いと思いますが、「ふーん、駅弁ねぇ。混雑してるとこに行ってまでねぇ」とか「ああいうのって、おばさんしか行かないんでしょ」なんて他人事のように聞いてる人が大半でしょう。やっぱお客さんでも、若い人少ないもん。
 でもね、楽しいんですよ。だまされたと思って一度行って下さい。僕もネットなどで繰り返し駅弁大会のことについては書きまくっておりますが(例えばこんなのとか)、それを読んで半信半疑で足を運んだ方からは、みんな感謝されております。
「こ、こんなに楽しかったとは!」
 僕も、もちろん行ってますよ。まず初日の朝イチで行きまして、北海道「日高つぶめし弁当」を購入。漁獲量日本一という日高のツブ貝をふんだんに使った弁当。ご飯も日高産昆布の出汁で炊いたもの。地元では一日十個限定、もしくは予約生産のみというレアな逸品。ツブ貝はさすがにシコシコと美味しいし、ご飯も美味。おかずのホタテ貝もまた味わい深いです。ただ、ちょっとボリュームに欠けるのが残念。
 で、昨日も家族で出陣してきました。富山の「ぶりかま弁当」、鹿児島の「かごんま黒豚弁当」、小倉の「かしわ明太子弁当」と購入して階段に座り込んで昼食(笑)。いや、ベンチに座って食べられる休憩所もあるんですが、満席だったもので。秀逸だったのが、「ぶりかま弁当」。あぶらの乗ったボリュームのあるぶりかまを、ワカメ入り酢飯とガリがしつこさを感じせずに食べさせてくれます。これも、もうちょっとご飯の量が欲しいとこだけど。いくらでも喰える感じなんですよ。今回の目玉である「とんとん対決」で、北海道「摩周の豚丼」と対戦して劣勢が伝えられる「かごんま黒豚弁当」は、見た目の面積でメインの黒豚味噌焼きが少なく見えちゃうのが敗因でしょうね。豚肉がご飯一面に敷き詰められた豚丼に比べるとインパクトが弱いんですよ。黒豚味噌焼きは大変美味しいし意外に大きくて食べでもあるし、他のおかずも充実してるんですけど、駅弁は見た目の印象で買うもんだからなぁ。
「かしわ明太子弁当」。んー、悪くないけど、イマイチの印象。これで1260円ってのは高すぎ。砂肝が入ってるのは意表を突かれましたが。その後、山梨のソフトクリームを食べ(上品な濃厚さ!)、栃木のチーズケーキ(ニルバーナという名前がすごい。これも上品で濃厚。美味い)と夕食用に青森のしめ鯖&マリネと日高つぶめし弁当を再び購入。ああ、楽しい。
 ま、僕などは会期中はいつも2〜3回は行くんですが、先日飲み屋でそう話してたら、知り合いのMさんに「甘いよ。おれは毎日通ってるね」と言われました。いや、毎日というのは言いすぎですが、Mさん、すでに6回も通っているんですよ。僕がまだ2回なのに! 出勤前と会社帰りに2回行ったりしてるの! ちくしょう、負けないぞ。今週は毎日通ってやる! と、ライバルの出現に駅弁への情熱を更に燃やすワタクシでございました。
 あー、あと食べたいのは、長崎「御飯の鯛めし弁当」、北海道厚岸駅「かきめし」、札幌「冬の天然寒ブリご出世弁当」、山形米沢「牛肉どまん中」、静岡「うなぎわさび飯」、西明石「ひっぱりだこ飯」、神戸「豚々拍子」、岡山「桃太郎祭ずし」、広島「瀬戸の牡蛎めし」、高松「穴子めし」、小倉「豚トロ(トントロ)弁当」、佐世保「あごめし」、熊本「鯛の姿すし」、大阪空港「たこの押し寿司」ってとこですかね。

公式サイトに全部写真入りで出てますから、見てヨダレを垂らして下さい。1月25日まで開催ですから、まだまだ間に合います。

あと、続けて松坂屋上野店でも1月26日〜2月1日に「第32回全国有名駅弁大会/諸国うまいもの巡り」やりますから、こちらもチェック! ああ、おれ、どうして物産展のことになると、こんなに熱くなっちゃうんだろ。

*1:特に日本テレビが熱心

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