ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

やっぱり子供にはゲームをさせたくない

マジレンジャーロボット軍団

 ムスメに去年ゲームボーイ・アドバンスを、そして今年の誕生日プレゼントでゲームキューブを与えたんですが、もうハマるハマる。ほおっておくと、ずーっとゲームやってるんですよね。一応、一日一時間までみたいな約束をしたんですが、そうしたら早朝早起きしてやってやがんの。最近はムスメ(小3)だけじゃなくて、下のムスコ(5歳)までハマっちゃって、その姿を見てると、なーんか怖くなってくるんです。「ゲーム脳」とかいうトンデモ理論が何だかんだ支持されるのも、理解できちゃうんですよ。だって、僕も言っちゃうもん。「そんなにゲームばっかりやってると、ゲーム脳になっちゃうぞ」とか(笑)。ま、単純に目が悪くなりそうというのも心配なんだけど。

 これ、ゲーム関係者の方を傷つけちゃう発言だとは思うんですが、自分の子供が夢中でゲームやってる姿って、なんかイヤな気になっちゃうんです。怖くなる。多少ゲームをかじった僕でも、そう思うんだから、全然ゲームをやったことのない世代にとっては、ものすごい嫌悪感、つーか恐怖感があるんじゃないかなと。やたらとゲームを目の敵にするゲームバッシング、今の僕にはわからなくもないんです。

 最近「もう、ゲームばっかりやって!」と怒鳴ってばかりの自分が、すごくイヤなんです。

 子育てって「心に棚を作れ!」(by伊吹三郎)の繰り返しじゃないですか。自分が整理整頓できないのに「片付けろ!」って叱らなくちゃいけないし、自分が漫画読みながら飯食べるの好きなのに、子供にはそれを許すわけにはいかないし。一日ゲームにどっぷりだったこともあるのに(僕の時は、小学生時にはファミコンなかったけど)、ゲームばかりやってたら怒らなくちゃいけない。

 ゲーム関係者の方は自分の子供がゲームにハマってたら、単純に嬉しいと感じられるのかな? 比較にはなんないんですが、僕は子供がエロ本とかAVとかを隠れてこっそり見てたら、やっぱ取り上げるでしょうねぇ。子供のうちに、あんまり刺激は与えたくないんだよなー。自分は結構見てたくせにね(笑)。

 で、ゲーム関係者の人に話を聞くと「自分の子供にはゲームをやらせない」という人が結構いるんですよね。そんなズルイ、って気もしないでもないですが(笑)、もはやゲームは子供のものじゃないと考えたほうがいいかも。ここまでリアルになってしまったゲームを、自我が完成していない子供のうちから与えるのは危険ではないか、とゲームを作っている人も実感してるんですよね。

 で、とりあえずムスコの今年の誕生日のプレゼントは、ブロックにしました。メガブロックのマジレンジャーセット。ムスコ、ブロック遊びも大好きなもので。さっそく一緒にブロックでロボットいっぱい作って遊びましたよ。すごく喜んで遊んでましたよ。

 しかし、ゲームに熱中してると怖くなるのに、こういう遊びに熱中してると微笑ましく感じる。この違いはなんなんだろう?

Amazon 【最大70%OFF】ミュージックセール