ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

二村ヒトシpresents「アダルトビデオは、どこにいくのか?」

 昨日、新宿ロフトプラスワンで行われた二村ヒトシさん主催のイベント「アダルトビデオは、どこにいくのか?」に出演してまいりました。僕の出番は、刈田萬蔵と共に、モテ男・松本和彦と論戦をするというコーナーで7時過ぎだったんですが、面白そうなイベントなんで最初の3時から最後までずーっといました。立ち見も出来ないほどの盛況で早々にソールドアウト! みんな、何を期待して来たんだろう。ポロリもないのに! 悪天候なのに!(笑)
 イベントは二村さんとコスプレ人妻・開田あやさんの司会で進行。『D-1CLIMAX』*1の予告編上映と出演した楓アイルちゃん、早乙女みなきちゃん、結城りなちゃんの3人、そして森下くるみさんが登場。彼女たちとはずっと控室で一緒だったんですけど、まぁ、にぎやかなこと(笑)。おじちゃん、圧倒されちゃいましたよ。さらに山本竜二さんと鷲本ひろしさんの爆笑トーク、そして佐伯誠之助オンステージ! すげえ受けてましたよ、佐伯誠之助。つーか、控室で、楓アイルちゃんたちがですね、「マジすごいかっこいい〜!」「萌え〜!」と絶叫してましたよ。うわ、本当に今、キモメン(失礼!)ブームが来てるのかもしれないですよ。マジに萌えてましたよ、彼女たち。
 一番興味深かったのは「ハメ撮りを作った男たち」と題した、カンパニー松尾、オーロラ・プロジェクトの葵刀樹監督、実録出版&無敵屋の工藤澪監督の3人のトークショー。葵監督、工藤監督は公式の場所に出てくるのは初めて! これは貴重! とか言ってたら葵監督が「僕、別に顔NGじゃないんですけど、誰も取材に来ないんですよー」だって。あんなに画面に出てこないから、みんな絶対顔NGだと思い込んでますよ〜。3人の監督によるハメ撮りの技術論は大変勉強になりましたよ。
 天衣みつちゃん、仲村ももちゃんも加わって女の子6人がセーラー服、二村・あやが教師姿になってのトークがありまして、いよいよ僕の出番ですよ。女の子たちが後ろにズラーっと座ってる前で、僕と刈田、二村の3人と松本和彦監督&ばば★ザ★ばびぃ監督で、「トークライブ・モテるための哲学 弱いオトコは、なぜ恋愛に物語を求めるのか?」ですよ。これ、5月のプラスワンのイベントの後の打ち上げでこの面子で激論した「ロマンチストはモテない」という話が面白かったので、それをステージやってくれということだったんですね。いやね、はっきりいいまして、僕も刈田君も二村さんも、そこそこはモテるんですよ。でもね、松本監督のモテってレベルが違うの。押尾学みたいなもんですよ。僕らレベルのモテなんてのは、ちょっと努力すれば可能なんですけど、松本クラスはね、種類が違うというか、超えられない壁があるわけですよ! それが何なのかを語りあったわけですよ! ようするに僕らのように女の子に幻想を持ってたり、物語を求めちゃうような人間は、松本和彦になれないんですよ! 心の中にいつまでも童貞を飼ってるような男は! 後ろの女の子たちに、どっち側につく? って聞いたところ、僕ら側に来てくれたのは森下くるみちゃんと仲村ももちゃんと開田あやさんだけですよ! でもいい! 森下!仲村!開田! お前らはいい女だぁ!
 てな感じで本編はオシマイ。でも、この後に若手監督たちが勢ぞろいして、「いいAVとは?」という討論会をやってました。うん、これが熱いわけですよ。で、僕もこの時点で、かなり酔っ払っておりまして、マジメな話をしちゃうわけですよ。「エロ分別化計画」のこととかを、熱く語りまくっておったわけですよ。この後の打ち上げでも、その勢いは続きまして、安田、熱弁をふるっちゃいました。ちょっと酔っ払ってました。すいません! でも、みんなと、すごくマジメにAVのあり方を話しあえて、すごく有意義だったなぁ。AVはどこへ行くのか、エロはどこへ行くのか。考えることはいっぱいあるわけですよ。考えましょうよ、みんな! おれ、エロ好きなんだよ。

ちなみに「エロ分別化計画」について「エヴィサン」の遠藤遊佐さんが「サオ握る人握らぬ人」として、
雨宮まみさんが「玉石混淆の天国」として、それぞれの意見を書いております。要チェック。

*1:松本和彦・カンパニー松尾・とっちん・ばば★ザ★ばびぃ・土屋幸嗣・三上翔子・黒田将稔・二村ヒトシ・TOHJIROというメーカーを超えた9人の監督が競作するというドグマ4周年記念イベント。

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