ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

駅弁大会終了

 というわけで1月12日からスタートした「第41回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」も昨日で無事終了となりました。僕は結局会期中14日のうち12日、のべ14回会場に足を運びました。昨年は7回でしたから、倍ですね。2日しか休んでいない(笑)。いやね、前回は駅弁大会の師匠たるMさんと出会ったことで、ついついヒートアップしちゃったんですが、今年はmixiで駅弁大会のコミュニティ作ったら、もうみんな揃って燃え上がっちゃって、つられて僕もがんばっちゃったわけです。いや、すごかったですよ。複数回通うのが当たり前。毎日のように通ってた人も多かったですね。某漫画家さんとか、某映画監督さんも通ってた模様。
 最終日の締めには、何を買おうか悩みましたね。まだ食べていない駅弁にチャレンジするか、それとも美味しかった弁当をもう一度味わうか。考えた末に、僕は「日高つぶめし弁当」にしました。一番好きなこれで締めるのが、やっぱり正しい終わり方でしょう。
 昨日は、駅弁大会のエンディングを見届けようということで、閉会一時間前の4時に会場入りしました。このためにお昼は、カップスープだけにしています。最終日閉会一時間前の駅弁大会会場は、混み過ぎず、寂し過ぎずの最適の混雑具合。もう完売して店じまいしてしまったブースもたくさんあります。
 目的の「日高つぶめし弁当」は、まだありました。買う時に、「買うの今年2回目です」と声をかけたら、おじさん、「わかってますよ。来年もよろしくね」と応えてくれました。この前に買った時に「去年、これが一番美味しいと思いました!」と言ったから覚えてくれてたのかな? いや、ま、覚えてたわけじゃなくて、単なる営業トークなのかもしれないけど。
 つぶめしを抱えて屋上へ。ほぼ無人の屋上のテーブルに座って遅い昼食です。少々風が強く、寒いですが、屋上はやっぱり気持ちがいいですね。そして、つぶめしをパクつきました。
 いやね、つくづく僕は、この駅弁が好きなんだなと実感しましたよ。シコシコとした歯ごたえのつぶ貝はもちろん美味しいんですが、サブのおかずであるシャケとホタテが実に美味い。僕はこの大会で、「サブのおかずこそ重要」という自分の駅弁嗜好がわかってきましたね。メインのおかず一本勝負よりも、バランスのとれた総力戦の駅弁の方が好きなんですよね。まぁ、駅弁大会的には、メインのおかずでガツンとインパクトを与える駅弁の方が人気があるんでしょうが。幕の内的だった昨年から、豚丼的な構成にリニューアルして大成功を収めた「かごんま黒豚弁当」が好例ですね。
 ともかく、心の底から「ああ、美味いなぁ」と感動しながら僕にとって、今大会最後の駅弁である「日高つぶめし弁当」を食べ終わりました。この後は、閉会の様子を見届けましょう。会場へ戻ると、おっ、駅弁大会仲間のK君がいるじゃないですか。君も来ちゃったか。さらに、週刊S誌の編集者にも声をかけられましたよ。彼はこのblogのレポート読んで、駅弁選びをしてるとのこと。お役に立てて何よりです。おやおや、さらに駅弁右派(駅弁とは旅先で食べるのを本道という主義者)を自称するモーリさんとも遭遇。なんと日曜日に駅弁大会の楽しさに目覚めて、三日連続で来ているとか。そうですか、目覚めちゃいましたか(笑)。
 閉会時間に近づくにつれ、どんどん店じまいをするブースが増えてきます。おっ、長万部かにめし完売、つぶめしも完売、海人も完売。ほー、カツ対決の鯨カツとみそかつが、ほぼ同時に完売。だんだん寂しくなってきます。そんな中、飛騨高山しぐれ寿司は、まだまだ売る気まんまん。列が出来ています…。
 などと見守っているうちに、会場の周りに白いアコーディオンカーテンが引かれました。いよいよ閉会です。僕らは会場の外に出ました。輸送駅弁ブースは、カーテンの外なので、こっちを観察。最後の一個が売れると、販売員たちが拍手します。僕らもつられて拍手(笑)。
 その後、カーテンの前で記念撮影したり(モーリさんと駅弁右派左派和解の握手シーンとか)、お休み処で買っておいた大阪会津屋のたこ焼きを食べたりして、僕らの駅弁大会は終わったのでありました。

 その夜、下北沢の旬亭にて、駅弁大会ファン(先日のロマ弁参加者ですね)が集まりまして反省会(笑)。買っておいた「いかめし」をつまみながら、駅弁話に花を咲かせたのであります。

 ああ、なんか燃えつきちゃった気分ですよ…(笑)。



さて、今大会で僕が買った駅弁は以下の通り。


北海道 いかめし 470円×4
北海道 日高つぶめし弁当 900円×2
北海道 いわしのほっかぶり寿司サーモン詰め合わせ 1000円
北海道 かにめし 1000円
富山 ぶりかまめし 950円
山形 牛肉どまん中 1000円
新潟 雪の舞 970円
埼玉 C58みそとん弁当 800円
岐阜 飛騨高山しぐれ寿司 1050円 
岐阜 ほうば巻鯖寿司 980円
愛知 びっくりみそかつ弁当 980円
滋賀 近江タヌキの万福めし 980円
鹿児島 かごんま黒豚弁当 1050円
福岡 特製かしわめし弁当 890円
福岡 明太子辧富 1050円
長崎 ながさき鯨カツ弁当 1050円×2
タイ ガパオ ラート カーオ サイクロン 750円×2



全17種類、計23個。総金額は21850円



さらに「うまいもの」部門では、


北海道 谷ふじ サーモン海峡 1400円
茨城  だるま納豆 ドライ納豆 400円
愛媛県 宇和島じゃこ天 682円
大阪 会津屋 たこ焼き 500円
北海道 六花亭 マルセイバターサンド 1100円
も購入。こちらは計4082円。


あわせて25932円、「駅弁大会」で使ったのでした。大のオトナが2週間これだけ盛り上がれて2万5千円なら安いもんかもね。


では最後に今年の私的ベスト5を発表。


1位:北海道 日高つぶめし弁当(昨年に続き1位。死角のない美味さ!)
2位:長崎 ながさき鯨カツ弁当(鯨カツがこんなに美味いとは!)
3位:タイ ガパオ ラート カーオ サイクロン(特製レンゲも嬉しい)
4位:鹿児島 かごんま黒豚弁当(リニューアルも大成功。ボリューム満点)
5位:新潟 雪の舞(一見地味そうだが、実は豪華なラインナップ)


それでは、また来年!

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