ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

ローランドのポータブルデジタルレコーダーR-09

 あー、ダメだ。恒例の春の自律神経失調症で気分がグラグラしてます。仕事に集中できません。こういう
時は、キカイを買うに限ります。「身も心もヘロヘロになった時は、もう新型コンピュータを買うしかないのである」とスタパ斎藤師も名著「100台のコンピュータ」*1でおっしゃってらしたのです。僕は、そこまでPC者ではないので、こういう時はデジタル小物を買います。
 いや、ま、前からずっと発売を待ってたんですけどね、ローランドのポータブルデジタルレコーダーR-09
 でも、ネットで調べてみると、どこも品切れ、入荷未定。で、ダメもとで行ってみた新宿のビックカメラで一台だけのこってましたよ。ラッキー。税込37,800円でした。
 大きさは初代iPodを少し分厚くした程度。驚くのは、その軽さ。電池、SDメモリーカード込で145gということなんですが、実感としては、そのほとんどが単三電池の重さ。つまり本体は凄く軽い。軽すぎ。中身空っぽなんじゃないかと思うほど。
 そして、なんというか、全体的な作りもチャチい感じ。つまり、んー、かなり安っぽい印象なんですね。4万弱のキカイとは思えない。1000円くらいですな、雰囲気としては。
 その安っぽさはちょっとガッカリですが、デジタルレコーダーとしては、かなりイイ感じです。直感的に操作できるし、音質もかなりイイです。内蔵マイクがずいぶん高性能みたいですね。試しに24bit/48khzで録音してみたら、すげえリアル!  フツーに内蔵ステレオマイクで録っただけなのにバイノーラル録音みたいな現実感。ちなみに24bit/48kHzってのはですね、CDどころかDATよりも高音質なのですよ。それで、このサイズ。すげえ。インタビューの録音、バンド練習の録音、そしてカセットテープなどのデジタルファイル化に活躍しそうですよ*2
 単三電池駆動、SDメモリーカード使用、録音レートが細かく設定できる、録音レベルが細かく設定できる、内蔵ステレオマイクが高性能、USB2.0使用可能、軽量と僕がポータブルデジタルレコーダーに求めるものは、ほぼ備えてますね。欲を言えば、簡易スピーカーが欲しいかなぁとは思いますが、今んとこ、それくらいですね。 いちおう音楽プレーヤーがわりにも使えますが、さすがに専用機にくらべると使い勝手は悪いかな。まぁ、初めから期待してませんが(笑)。
 さっそく昨日から取材に使ってます! 本日もHMJM松尾アキヒト監督のインタビューで使うぞ!(笑)。
 ちなみにスタパ斎藤さんのR-09レポはコチラ。購入はコチラ。R-09 24bit WAVE/MP3 RECORDER


*1:]船田戦闘機さんと共著。この本、本当に素晴らしくて何度も読み倒してるから、もうボロボロですよ。

*2:16bit/44.1kHzのWAVE形式で録音できるので、そのままCD化できる。

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