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ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

「YO!」(大洋図書)

 いや、ホント、しゃれにならないくらいエロ雑誌業界ヤバいです。バタバタと雑誌が潰れています(リニューアルという名の休刊・新創刊含む)。実は、エロ業界の現状についての書き下ろし本を執筆中なのですが、エロ雑誌業界の現状を調べるにつれ、どうにも絶望的な気分になってしまい、さっぱり筆が進まんのですよ。本当は昨年中に書きあげるとか言ってたのに、まだ、全然書けてません。書こうとすると胸が苦しくなっちゃうんですよ。仕方ないのでAV業界パートを雨宮まみに書いてもらって共著ということにしてもらいました。お恥ずかしい…。

 とにかくエロ雑誌が売れていない、読者がどんどん離れている(20代以下って、全然エロ雑誌買わないのね、今は)という現状は、あまりに寂しいので、少しでもエロ雑誌に注目していただきたいということで、当blogで(不定期)連続企画としてエロ雑誌のレビューをしていきたいと思いますよ。
 2002年から2004年まで、「特選小説」(綜合図書)という雑誌で「エロ本探訪」というエロ雑誌レビューの連載をやっていましたが、その続きという感じですね。ちなみに「エロ本探訪」の一部はコチラで読めます。

 さて、記念すべき復活第一回は大洋図書「YO!」(ィヨウ!)です。2003年に「月刊GON!」で刈田萬蔵らとやった「このエロ本でヌケ!!」という企画でもベスト3に選んだ雑誌です。ここでのコメントは「勢いでいったら青年指定本でダントツ 濃い挿入グラビア誌=豚骨系の中でもキレ具合が抜群。砂漠でハメ撮り、富士山でハメ撮り…なんでこんなことをしなければならないのか不明だ。一方、普通にヌケるグラビアもある。バランス感覚の勝利!」となっています。

 久々に読んだのだけれど、相変わらず勢いありますよ「YO!」。キャッチフレーズは「参戦しようマガジン」。つまり読者参加をテーマにしているんですね。企画ギャルと読者男優がひたすら絡みあっております。最新号である2006年7月号を例にあげますと、巻頭は「美らマンコ娘(ちゅらマン、と読むらしい)、沖縄上陸!」。沖縄ロケですよ、沖縄ロケ。野々宮りんちゃん(21歳)が、沖縄のビーチやら広場やらで露出しまくり、読者男優の島らっきょ君28歳とハメまくりですよ。続いての「動物園デート&SEX ナマで交尾るゾウ〜」は動物園で動物とハメまくり…ってわけではなくて、どっかの原っぱでの野外ファックと動物のカットを組み合わせることによって、獣姦っぽさを漂わせるナイスな構成ですね。豹柄全身タイツ着ながらなんてカットもありますね。沖縄のアレでも言えることなんですが、風景写真との組み合わせが実に上手いです。
 その他のページも生々しいハメ写真のオンパレード。大股開き率、非常に高いです。大股開きでハメシロ(結合部の抜き差し)ばっちり。あー、本当にちゃんとハメてますねぇ。昔はエロ本のグラビアは擬似ハメばかりでしたが、数年前から成人指定のエロ本では、きっちりとハメるのが当たり前。でも静止したまま勃起させていないといけないので、男優は大変なんですよね。読者男優は、その辺、大丈夫なんでしょうか。
「YO!」の真骨頂といいたくなるのが。「春本番!! ドすけべだらけの大艶会!」ですよ。女の子モデル3人に、読者男優59人がどっかの原っぱで、ハダカ宴会ですよ。水着だったりパンツ一丁だったり全裸にネクタイだったりの総勢62名が青空(?)の下で縄跳びしたり、野球拳したり、野球したり、フェラしたり、オシッコ飲ませたり、ローター使ったり、ハメまくったり、ぶっかけされたりしてますよ。いいなぁ、バカで。
 で、まぁ、この雑誌は読者参加がウリなわけで、後ろのページに読者参加申し込み用紙がついてたりするんですが、面白いなぁと思ったのが、中央ぺージに次回読者参加ページに出演する花野心ちゃん19歳の実物大ポスターが綴じこまれておりまして(スケパン刑事というベタなセンスも素敵!)、そこに書いてあるキャッチが「あなたも応募して、こころのお湿りマンコを味わってみませんか」「この娘とHしたい人は、裏面のポスターの応募要項を確認!!」。つまりこのグラビアは見本なわけですよ。他のページにも、再出演交渉中なんて書いてあるコもいたりして、この雑誌自体が、やれる子のカタログという意味を持ってるんですね。気に入ったコがいれば、応募すればもしかしたらそのコとエッチできるかもしれない、と。風俗グラビア誌に近いものがあるんですよ。もちろん、応募したからって、必ず出来るわけではないけれど、そうした妄想を抱きやすいというのは、エロ本として大きな魅力だと思うなぁ。
 というワケで、ワタクシはとても高い評価をしちゃいますね、「YO!」。今どきDVDナシで880円というのはちょっと高い気もするけど、ハダカの数、ハメの数から言えばコストパフォーマンスも高いと思うし。
 ただ、やっぱりこの雑誌もエロ記事以外は一切ナシ。うーん、今のエロ雑誌って、本当にエロ以外の要素がないんだよなー。

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