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ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

「月刊GON!」(ミリオン出版)

エロ本レビュー

 1994年にB級〜Z級のニュースを極小文字で詰め込んだ「GON!」が登場した時は、実に衝撃的でした。類似誌も次々と創刊され、ちょっとしたムーブメントが起こりました。GON!が青春だったと遠い目をする人も多いでしょう。あれは確かに新しい価値観の提示でした。
 しかし2001年には突如のリニューアル。「月刊GON!」とタイトルが変わり一気にエロ本テイストが強まりました。そして2003年には「普通の」エロ雑誌にシフト。さらに今年になってのリニューアルで、DVD付の援交少女専門誌(表紙には「Yen Girls Documentary Magazine」の文字が躍っている)へと変貌しております。モロにSPA!をパクった表紙もインパクトありますね。
 内容の方は、本当に援交ネタ一本。最新7月号の巻頭は「年収5000万円を稼ぎ出す援交アウトローたちの生き様」と、姉妹誌の実話ナックルズっぽいテイスト。援交しながら共同生活をしている3人の女の子をレポートしてます。続いては「未成年風俗関東エリア完全MAP」。そうですか、今はそんなに未成年風俗が増えてるんですか。南越谷が首都圏最強の未成年デリヘル集中地帯ですか。さらに、未成年デリヘル嬢のインタビュー(さすがにヌード写真はナシ)、援交デリヘル、援交ハメ撮り業者、上京18歳は入れ食い、街角援交盗撮、パンツ売りビジネス最前線(14歳ゆみえちゃんのパンチラって大丈夫なんですか!)、21世紀の青線地帯を探して、日中国際結婚の実態、援助サポートセンターFAQ、援交無法地帯福岡極秘ナビゲート…と、ひたすら援交ネタのオンパレードですよ。マンガも「こうして俺は捕まり、少女とのSEXの一部始終まで取り調べられました」という実録モノ。援交以外一切ナシですよ。ああ、愛のあるセックスなんて、どこの世界のお話なのでしょうか。読んでいると、だんだん気持ちがヤサグレて来ます。
 付録のDVDの方も、1万円で生脱ぎするコを集めた「素人パンツ売りオークション7連発」に援交盗撮風の「18歳上京物語 渋谷編・新宿編」と、やっぱり援交テイスト。「素人パンツ売り」は、追加料金でハメ撮りさせてと交渉していくのが面白いですね。「いくら出されても絶対やらない!」と怒り出す子も多くて、どの子が最後までやらせてくれるのか、見ていてなかなか楽しめますね。
 リアリティという意味では、援交というテーマに絞ったのは、慧眼だと思いますよ。誌面もDVDも、実にリアリティに溢れてます。もはやスーパーリアリズム。甘い妄想を抱く余地のないほどのリアリティ。個人的には、ここまで殺伐としたリアルな光景を見せつけられると、チンコも勃ちませんが現代的であることは間違いないですね。00年代のエロ本という感じがします。まぁ、刺激的なテーマなんで、当局に目をつけられないことを祈るばかりですが。
 そういえば、ミリオン出版エロ撤退なんてウワサも聞きますが、そうなるとこの「GON!」はどうなるんでしょうねぇ。


GON! MOBILE   「援助交際ならココ。日本の未成年、本当にエロいんです」だそうです…。

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