ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

平沢進の方法論を支持しよう

ITmedia D LifeStyle:「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言

現実として私がやっているように、すでにミュージシャン自身が制作・流通・決済が個人で可能なわけですよね。そういう状況の中で、一つの大手が沢山の楽曲を収集して陳列台に並べるということにどれだけ意味があるのか、ということなんですけども。反対に自分の楽曲を常に自分の管理下に置いて、どのようにお客さんが来ているのかを自分でモニターしながら活動を続けていくことと、最終的にどっちがアーティストにとって利益が大きいのか。ミュージシャンとしてマスに支持されることよりも、音楽をやることの動機のほうが勝っている人にとっては、そういうマーケットは向かないですよね。

この辺は、今、僕が考えていることと同じなんですよね。まぁ、音楽と、エロなコンテンツという違いはありますが(笑)。これからの時代、何らかの形ででもコンテンツの作り手側にいる人は、流通の問題も考えていかなくちゃいけないんじゃないかなと思うのですよ。いいもの作ってれば、それでいいって話じゃない。

Pモデルは解凍以降は全然聴いていないんでアレですが、平沢さんのスタンスは全面的に支持したいと思います。

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