ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

ロマ弁の旅2007


 日曜日は、毎年恒例の駅弁大会愛好者によるイベント、「ロマンスカーと駅弁の旅」でありました。今年で3回目を迎えるこのイベント、なんだかんだといっても駅弁である以上、電車の中で食べてみたいよな、という話から生まれたもので、京王駅弁大会で各自駅弁を購入し、ロマンスカーで箱根に向かいながら、それを食べ、駅弁の話に花をさかせ、箱根で温泉につかって駅弁の話に花をさかせ、風呂上がりにビールでも飲みながら駅弁の話に花をさかせ、そして再びロマンスカーで新宿に戻りつつ駅弁の話に花をさかせ、再び京王駅弁大会に行って各自駅弁を購入して解散と、まぁ、花をさかせっぱなしの日帰り旅行なわけです。今年は奥様、お子様も参加して総勢17人という大人数ツアーでありました。
 この大事な日、僕がセレクトした駅弁は、「神戸牛100%ミンチカツ港町レストラン」と「新宿弁當」の二つ。ミンチカツで缶ビール350ミリ、そして新宿弁當で持参した純米吟醸・電袋!(笑)とマリアージュいたしましたよ。感想はのちほど。
 他の参加者も、吟味に吟味を重ねたセレクトでありました。印象ぶかいのはPさんの今年二回目購入となる「湖北のおはなし」の端正な素晴らしさ、そしてSさんが悪戦苦闘していた「最強の負け弁」こと「かぐや姫伝説」の凶悪っぷりでしょうか。いや、後者はですね、竹を模した容器がSさん(容器派)を魅了したわけなんですが、開けてびっくり。渋すぎるというよりも地味すぎるおかずのラインナップ(動物性タンパク質はおかかのみ)、そして容器にびっしりと詰まったご飯(たけのこご飯ですが、味は薄く、たけのこは少ない)。ベジタリアン、あるいはご飯が大好きという人にのみオススメしたい強力な弁当でありました。横で見ているだけで、お腹いっぱい…。付録の、なぜかハッピーエンディングな「新かぐや姫物語」は必読!
 箱根に着いてからは「ひめしゃらの湯」の露天風呂にて、つかりながら今年の駅弁大会の反省会などいたしました。あー、もうあと残すは月・火のみかぁと思うと一同の表情にも寂しさが浮かびます。ええ、つかり過ぎてのぼせて、休憩所でのビールが回りすぎて、帰りのロマンスカーでは爆睡いたしましたけどね!
 新宿についてからは、サクッと家へのおみやげ用に、いかめしを2箱(両方とも3匹入りでした。今年は3匹入りが多いような。報告では4匹入りもあったとか)購入し、僕はそのまま高円寺・円盤での「ロック夜話」へ。小野島大先生と、我らのアイドル、miamiのトークショーを堪能いたしました。
 いや、しかし、気の合う仲間と思う存分駅弁の話ができて、ついでに温泉にも入れるというこのイベント、本当に毎年楽しゅうございます。

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