ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

30代の既婚率があがると文化が滅びる?

 拙著「エロの敵」でも書きましたが、現在のエロメディアを支えているユーザーは30代以上です。AVも雑誌も30代、40代の恐らく独身男性が支えているのだと思われます。ここのところ色々な編集部やらメーカーやらでよく聞くのが「もう20代は相手にしない」という方針。若い層の「コンテンツはタダで当然」「お金を払ってコンテンツを買うのはバカ」という意識は、かなりはっきりしてきているらしく、そうなればコンテンツ販売側としては、お金を払ってくれるお客様だけを相手にしていこうと考えるのも当然の成り行き。まぁ、前からあらゆるコンテンツの(お金を払ってくれる)ユーザーの高年齢化というのは叫ばれてきていたのですが、ようやく最近になってその現状を直視するようになったんでしょうね。
 実はさっき携帯電話の有料コンテンツ会社の人と話してたんですが、ケータイの方でもお金払うユーザーって、30代以上なのね。それでも以前は若いユーザーもいたんですが、最近になってゴッソリいなくなっちゃったとか。で、どうもそれが無料でゲームが楽しめる「モバゲー」のオープン時期と重なるとか。ほーんと、みんなタダが大好きですな。いや、そりゃ僕だってタダ好きですけどね。物産展の試食とかな!
 まぁ、そんな話をしていて、ふと思ったのですが、それはつまり30代以上の独身がお金に余裕があるから、色々なものを買っているとも言えるわけです。AVだって、エロ雑誌だって、いやいやエロに限らずCDとか本とか、何でもそうです。
 となると、30代男性の既婚率が上がったりすると、その辺に使うお金も少なくなったり、あるいは皆無になったりすると言えないでしょうか? ええ、僕自身も扶養家族3人もいると、いくら稼いでも暮らしは楽になりませんもの。CDなんて、あまり買えないですよ。駅弁は買うけど。
 エロ業界も、出版業界も、音楽業界も、若者の結婚を阻止する方向で動くべきなのです! 晩婚最高! 結婚しない方がもっとカッコイイ!というイメージを打ち出して行くべきなのです。少子化対策とか、とんでもありません! 結婚なんかせずに、子供なんか育てずに、AVを買え! CDを買え! 本を買え! と訴えて行くべきなのです。海賊版防止対策なんかするより、こっちの方が重要な問題ではないでしょうか。

 などということを考えていたら、こんな記事を発見しました。
「驚愕!30女の約7割に恋人がいない理由」
「約7割の30女が彼氏ナシ、4割近くは男ッ気すらナシ!」ですって。30代の独身女性に「現在、付き合っている彼はいる?」というアンケートをしたら、

結婚前提の深い恋人がいる  19%
彼はいるけど、浅い付き合い 15%
軽いボーイフレンドのみ 28%
まったく男っけナシ! 38%

という結果が出たそうです。でも、そのおかげできっと消費が進んでます。喜ばしい結果だと見るべきなのです!

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