ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

マイホームパパ・ゴーズ・トゥ・江ノ島

 天気もいいし、どこかへ行こうかなという土曜日。ふと思い立って江ノ島水族館に行ってみようということになりました。
 調べてみると、湘南新宿ライナーを使うと池袋から藤沢まで1時間弱。そこから江ノ島まで江ノ電で10分。なんだ、すごく近いんだな、江ノ島!
 江ノ島なんて子供の頃に行ったっきりだから30年ぶりくらいですよ。妻も十数年ぶり。子供たちは初江ノ島。コトコトと情緒深い江ノ電に揺られて、あっという間に江ノ島到着。
 暖かくて気持ちいいから、水族館に行く前にちょっと江ノ島をぶらつくことにしました。ずらりと並ぶお土産屋の参道を抜けて(本当は、子供はあっちこっちの店先でひっかかって、なかなか進まない)、ウワサのエスカーに乗ります。話には聞いてましたが、本当にこれ、ただのエスカレーターなんですね。しかも、トンネル状に覆われているから、地下鉄のエスカレーターと何ら変わらない。大江戸線のエスカレーターの方がもっと深くてダイナミックだぜ! これで大人350円とは、暴利なり…。というのも定番すぎる感想のようですけどね。まぁ、これも江ノ島名物だと思いましょう。
 エスカーから降りて、西の方へ向かいます。こじんまりとした坂道。いい感じに古びたお土産屋や飲食店。あちこちに、やたらといる猫。なかなか風情があります。
 島の西端に江の島岩屋があります。波の浸食によって出来た自然の洞窟です。入場料は大人500円、子供200円。鍾乳洞ほど幻想的な様相というわけではなく、ただの洞窟ですからね、うーん、これで500円は高いよなぁ、なんて思っていたのですが、途中で小さなローソクの入ったカンテラを渡されるんですね。この先はこれで照らしながら進めというわけです。これが楽しいんですよ。炎で闇を照らしながら洞窟を進んでいくというのは、冒険気分でワクワクしますね。いや、まぁ、進んでいっても、石像があるくらいで特に何もないんですけど、照らしながら進むだけで楽しいんです。これが第一岩屋で、奥にもうひとつ第二岩屋というのがあり、こちらには龍神伝説にちなんで最奥に龍の人形が飾られています。轟音と共に稲光がする演出があるのですが、これにうちのムスコは怯えてベソかきました(笑)。いやいや、なかなか楽しめますよ、江の島岩屋。
 この江の島岩屋の下には、広い岩場の磯になっていまして降りることができます。岩のくぼみに大きな水たまりが出来ていて、中には小魚やら小エビやらがウジャウジャ。アメフラシなんかもいたりして、磯遊びが楽しめるんですね。子供はこういうところが好きですからね。結局この磯場で一時間くらい遊んじゃいました。天気がいい日は、ここでのーんびり過ごすのは悪くないですね。
 その後、さらに島をぐるりと廻って、再び参道へ戻ります。坂だらけで上り下りも激しいから、一周すると結構疲れちゃいますね。うーん、もう今日は水族館はイイかぁって気持ちになってきました。水族館が目的だったんですけどね(笑)。なので、参道のお店で焼きたてのお煎餅を食べたりスマートボールをやったり。そうそう、射的やスマートボールが遊べる遊技場があるんですよ。どちらも300円。ムスコがスマートボールの意外な才能を見せたりして盛り上がりました。
 江ノ島ってのは、それ自体がテーマパークですね。磯場で遊ぶことをメインに考えて、あとは島内をぶらぶら廻るだけでも子供連れには十分楽しめます。参道のお土産屋さんストリートでの子供からの「あれ買って」攻撃が難関ですけどね(笑)。
 湘南新宿ライナー使えば意外に近いことがわかったんで、これからちょくちょく遊びに行こうと思います。

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