バイオハザード4 Wii edition

　もうここ数年、まともにゲームをやっていません。「もじぴったん」とか「リズム天国」とかのパズル系、あとはせいぜい「不思議のダンジョン」シリーズくらいでしょうか。大作ＲＰＧなんて、最後にやったのは何だろう。もしかしたら「ファイナルファンタジーVII」かもしれない。うわ、10年前かよ。だって仕事だって忙しいし、子供とかいると、家でゆっくりゲームなんてやってる暇ないんですよ。
　こう見えてもワタクシ、ゲームライターをやってたこともあるんですよ。某ゲーム系編プロに在籍してまして、「マル勝ファミコン」とかに記事書いてました。「ファイナルファンタジーII」の攻略とか。うわっ、年がバレますね。まぁ、半年も経たずに逃げ出したんですけどね。だって、ハンパじゃないゲーム狂ばかりの世界なんですもん。仕事で徹夜でゲームやって、「ああ、疲れた」って休憩に他のゲームやる人ばかりなんですもん。ついて行けませんわ…。まぁ、その後、エロでは似たようなこと、僕もやってますが（笑）。
　ま、それはそれとして、今は子供たちがゲームに夢中になってるのを怒るなんて立場になっちゃってるわけですよ。「そんなにゲームばっかりやってると、ゲーム脳になっちゃうぞ！」とか言って（笑）。「ゲームの前に宿題やったのか！」とか「ゲームなんてやっていないで早く寝ろ！」とか。いやぁ、自分がそんなことを言うことになるとは、思っても見ませんでしたね。お恥ずかしい。
　子供が色々買って来て、ハマっててもそれを横目で見てるだけ。自分からやりたいという気が起きないんですよねぇ、不思議と。もう、僕にはゲームは必要ないんだなぁなんて、少し寂しい気持ちになったりして。
　そんな僕が10年ぶりにゲームにハマりましたよ。「バイオハザード4 Wii edition」。Wiiは、ちょっと前に買ってて、「はじめてのＷｉｉ」くらいはやってたんですが、まぁ、それほど熱中はしなくて、子供たちがハマってた「スーパーペーパーマリオ」なんか全く手を出しませんでしたね。
　ところが先日、ふとビックカメラのゲーム売り場で「バイオハザード4 Wii edition」のデモを見てて、衝動買いしちゃったんですね。Wiiコンでぶっ放すのは気持ちいいかなぁくらいの気持ちだったんですけど。
「バイオハザード」は最初のヤツをちょっとやって難しくて投げ出しちゃってるんですよね。これも10年以上前の話ですね。でも「バイオハザード4 Wii edition」は、激ヌルの「アマチュアモード」もあるというから、僕にも出来るかなぁと。
　さて、買ったはいいけど「バイオハザード」はＣＲＥＯレーディングＤ指定。17歳以上対象です。子供には見せちゃいけないんですよ。なので、子供たちが寝静まった後に、こっそり取りだしてやってみました。もちろん「アマチュアモード」でスタート。
　今回の敵はゾンビじゃなくて、寄生虫に操られている新興宗教信者ということになってるんですが、雑魚キャラは普通の村人。農民風のオバサンとかをピストルやショットガンで撃ちまくります。虐殺！虐殺！　悲鳴とか上げて顔を押さえて悶えているところに、さらに銃弾を撃ち込んでトドメを刺す！　うわぁ、後味悪い。でも、面白いのなんの（笑）。
　もちろんゲーム自体がよく出来ているんですが、Wiiコンでの操作が楽しいんですよ。左手のヌンチャクで移動、右手のWiiコンで照準を定めて撃つ！　振動もビリビリ来ます。直感的に操作できるのがゲーム音痴の僕には嬉しいですねぇ。燃えますねぇ、楽しいですねぇ。Wiiって、このゲームのためのマシンとして作られたんじゃねーの。一週間くらいで本編はクリア（アマチュアモード）。クリア後に出来るようになる、裏ストーリーの「the another order 」とか「THE MERCENARIES」が、また面白くて激ハマり。
　と、まぁ、10年ぶりにハマったわけですが、前述の通りにこれはＣＲＥＯレーディングＤ。子供たちには見せられない。なので、子供たちが寝静まった後に、こっそりやってるわけですよ。ドア一枚隔てた部屋で寝てますからね。起きてこないかとビクビクしながら。
「うわぁ、チェーンソー姉妹が出たよう。こわいよう」とか、つい叫んじゃって、ドキドキしたりして。中学生が家族に隠れてＡＶ見てるんじゃないんだから（笑）。
　それから朝、子供たちが学校に行った後にもやるわけですよ。あんまりやってると妻に「いい加減に仕事に行きなさいよ」とか怒られたりして、これも情けない。
　ホント、子供に「ゲームばかりやって」なんて言ってるのに、こんなお父さんの秘密がバレたら、もう怒れない（笑）。オトナになると、ゲームとのつきあいも難しいですな。
　
ちなみに主人公の死に様を集めた「バイオハザード4　残酷死映像集」
かなりグロいので、そういうの苦手な人は見ないように。