ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

インスタントラーメン専門店「Akiba Noodle さくら」

 秋葉原のインスタントラーメン専門店「Akiba Noodle さくら」に行ってまいりました。店内に並べられた400種類のインスタントラーメンの中から好きなものを選んで調理してもらえるという店(調理せずに袋のまま持ち帰りも可)。ずいぶん前から新井薬師にもあって、ずっと行きたかったんですよ。
 場所は中央通りのドンキホーテの向いを曲がったところのビルの2F。アメリカーンなマネキンが目印です。細い階段を上がって店内に入ると、おお、壁一面にインスタントラーメンの袋がびっしり。中央にテーブルがあり、奥にはオープンキッチンで店長さんらしい方が調理しております。手作り感に溢れていて、なんとなく個室化する前の小規模なマンガ喫茶の雰囲気に似てますね。

 いや、しかし、それにしてもすごい量のインスタントラーメンです。地方限定品や、海外の商品まで揃っています。どれにしようか迷います。本気で迷いました。

とりあえず人気ランキングの棚で7位だった「北海道でインスタント焼きそばといえばやきっぺ。当然、東京では手に入らないなつかしい焼きそばです」とかかれた「マルちゃん やきっぺ」にしてみました。

インスタントの焼きそばも好きなんですよ。でも、カップじゃなくてフライパンを使う焼きそばって、けっこう食べる機会がないんですよね。どうせならゆで麺の焼きそば作っちゃうし。お店で食べると280円。持ち帰りなら130円です。だいたい値段はこれくらいが多いようです。
「やきっぺ」の袋をキッチンの中の店長さんに手渡し、料金を前払い。すぐにフライパンをゆすって調理してくれます。
 出てきた「やきっぺ」がこれ。

 ちゃんとモヤシやコーンといった具がたっぷり入ってます。想像以上にちゃんとした料理になってるじゃないですか! そして食べると、あのインスタント焼きそばの安っぽい旨さ! これはどんな焼きそばにもかなわない! あっと言う間に食い終わってしまいました。
 でも、若干物足りない、というか、もう少し食べたい。いや、胃の容量が無限ならば、ここにあるラーメン全部食べたいという気持ちなのです。よし、もう一個だけ食べよう。全ての棚を眺めつつ、熟考に熟考を重ねたあげくに僕が選んだのは、スタンダード中のスタンダード、「サッポロ一番しょうゆ味」!

 いや、なんでどこででも売っているこれをわざわざ選んだのかと言いますと、僕は世の中のラーメンの中で最も美味しいのは「サッポロ一番しょうゆ味」だと信じている熱狂的「サッポロ一番しょうゆ味」ファンなのですね。「みそ」でも「塩」でもなくて「しょうゆ味」ですよ。人生最後の食事を何にするかと聞かれたら「サッポロ一番しょうゆ味」と答えるかもしれないほど(まぁ、実際にはもっと高いものを言うだろうけど。貧乏症だから)好きなのです。そんな愛する「サッポロ一番しょうゆ味」の晴れ姿を見てみたいと思ったのですよ。こちらも280円、持ち帰り130円ですが、さらに煮卵50円もトッピングしてみました。このあたりに僕の「サッポロ一番しょうゆ味」愛を感じていただきたい。ちなみにトッピングはチャーシュー100円、炒め野菜100円、のり50円など色々揃っております。
 さぁ、完成しましたよ、「サッポロ一番しょうゆ味」。ちゃんとしたラーメンみたいな顔して出てきましたよ、愛しのしょうゆ味ちゃんが。

やや固めという茹で加減も素晴らしいですね。ああ、うめぇ。本当に心が震える食い物というのは、そう多くはないけれど、僕にとっては確実にそのひとつですね、しょうゆ味。「サッポロ一番しょうゆ味」こそが最強のラーメンだと言うことを改めて確認いたしました。
 それにしても楽しいですね、「さくら」。学園祭の模擬店みたいな、ゆるーい感じの店内のムードもいいし、ずっといても飽きませんよ。これから秋葉原行く度に寄っちゃうだろなぁ。目をつけたラーメンもいっぱいあったし。新井薬師の本店にも、行って見よう。
 ところで店長さんに「店内の写真撮ってもいいですか?」と尋ねたら「バシバシ撮って下さい!」との返事。こういうノリもいいですね。

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