ＡＶオープン不正事件の真相

　現在発売中の「オレンジ通信　11月号」（東京三世社）で、第２回ＡＶオープン不正事件についての記事「汚されたＡＶの祭典　不正はなぜ行われたのか？　ＳＯＤクリエイト『作品自社買い』事件の真相を追う！」という原稿を書いています。
　東京スポーツとソフト・オン・デマンドが主催したＡＶメーカー19メーカーによる打ち上げコンテストで優勝したＳＯＤクリエイトが１万６千本を自社で購入していたという事件の真相を探るべく、ソフト・オン・デマンドとＳＯＤクリエイトの産みの親である高橋がなり氏、そしてＳＯＤクリエイトの葛西取締役に取材しております。
　数々の不審な点があったこの事件がなぜ起こったのか？　とりあえずのキーワードは「プレッシャー」と「ギャップ」というところでしょうか？　詳細は「オレ通」の記事を読んでいただきたいのですが、宿命的に「業界のリーディングカンパニー」としての立場を守らなければならないＳＯＤクリエイトという会社が、そこまで追い込まれていたのか、というあたりにこの事件のカギがありました。現在のＡＶ業界が抱える様々な歪みが、この事件には象徴されていると思います。ぜひ、ご一読下さい。あ、「オレ通」はテープ貼りで立ち読み出来ないので、ぜひ購入して読んで下さい（笑）。特集は「とれたて秋の無修正大豊作祭り！！」です。