ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

電動のメリークリスマス4@池袋LIVE INN ROSA

 というわけで12月8日、池袋LIVE INN ROSAにて「電動のメリークリスマス4」を行いました。もともとはモデルプランツの結成20周年記念イベントをやろうということで行われた「電メリ」でしたが、なぜか毎年恒例の大イベントとなってしまいました。もう4年目ですよ。なんかあっという間だな。
 1回目はオールナイトで5時間、2回目は昼〜夜とオールナイトの二部構成で合計14時間、3回目は昼〜夜で8時間と一週間後のオールナイト5時間の変則2DAYSで合計13時間。2、3回目に比べれば今回は昼〜夜だけなので、少しは楽かなぁと思ったのですが、とんでもなかったですね。
 リハも押しまくり、なんとか15分押しでスタートするも、結局最後のプノンペンモデルのステージが終わったのがちょうど午前零時。終電の関係で途中で帰らなくちゃいけなかったお客さんも大勢いたみたいで、本当にゴメンナサイ。
 毎年思うのですが、詰め込み過ぎなんですよね。2年前にハッチャキさん主催の「ハッチャキタウンでそっくりショー」が、押しまくって終演が12時近くになってしまったことがあって、ハッチャキさんに「ハッチャキタウンみたいにはなりませんからね」なんて言ってたんですけど、結局ハッチャキタウン以上に遅くなってしまいました(笑)。でも、実に濃い10時間だったなぁ。 以下感想をつらつらと。
 

●リオブラボー:
「BOYのテーマ」(菊地桃子)に、なぜか「ラブストーリーは突然に」(小田和正)を挿入し、サンバで演奏。
●二重のリリアン:
スーパーソニックジェンダーボーイ」「それなりの決意」「ごめんねボム」「電動のサンタクロース」「ぼくはデザイナー」の5曲を演奏。茶谷君がいつも以上にわけがわからなくて(褒め言葉)、ついて行けなかったかな。もうちょっとコンビネーションを研究せねば! ちなみに「電動のサンタクロース」は「恋人はサンタクロース」をDEVOの「狂気の衝動」のリズムでカバーした曲。途中に「ハニカミ王子のあいうえお作文」が入ります(笑)。
●Boogie the マッハモーターズ:
ベースが抜けて女性のシンセが加わったトリオに。カッコイイ。お客さんのノリがイマイチで苦戦してたみたいだけど、それでもキチンと最後は盛り上げる力技がすげえ。もっとたくさんの人に見てもらいたいバンドですよ。
●リオブラボー:
「だいすき」(岡村靖幸)〜「ニュー・エイジ」(佐野元春)をメドレーで。
●フレミングス
ネオ・ニューウェーブ系オールスターズともいうバンドで演奏もバッチリだけど、茶谷君は何をやっても茶谷色に染めてしまうなぁ。
●miami&MICROWAVE:バンド演奏は一曲だけという贅沢さ(笑)。パフィーみたいでカッコよかった。その後、何事もなく普通の演奏になるのもmiamiらしくてステキ。
●リオブラボー:
「ラッキーチャンスをもう一度」(C-C-B)。本家を前に歌うのはメトロファルス以来だなぁ…。
●天野小夜子+関口誠人
いかがわしいオトナのムード。しかし、まさか「ロマンティックが止まらない」までやってくれるとは!
江口寿史(DJ):
人が群がっているのに踊らないで撮影ばかりされるという有名人DJらしい状況はちょっと残念。選曲いいのに〜。
●リオブラボー:
急遽一曲増えることになって「はいからさんが通る」(南野陽子)。まぁ、なんとかなったかな。
●DigaDigaDoo:
ううむ、あれはヒップホップのパロディなのか、本気なのか。
山本直樹
もう、相変わらず素晴らしい。明日もスロラナでライブなのにテンション最高。
●モデルプランツ:
大変気持ちよく演奏できました! 「ナイスエイジ」「君がいなくても」「普通の恋の結末」「ピーマン」「いい大人」「LOWDOWN」「そんなつもりじゃないよ」の7曲 「ナイスエイジ」はご存じYMOのカバー。2003年の「電動博覧会3」で演奏して以来だな。「普通の恋の結末」は、80年代にはよくオープニングに演奏していた変拍子入り最速ハードコアナンバー。
●ミンカパノピカ:
文句無しの素晴らしさ。ポップなロックンロール。日本で最も楽しそうに叩くドラマー、もりきりちゃんがキュート。考えてみたら、このイベント、女性ドラマーが3人もいる。
●リオブラボー:
「カム・シャイニング(佐野元春)〜定番メドレー」。なぜか「ヴィジターズ」から2曲も演奏。ちょっと長すぎたかなぁ。
●木魚:
唯一無二の世界。木魚って、どこがいいのか、上手く説明できないんだよなぁ。全ての音が見事に噛み合って、あの音と空間を作り出すんだよなぁ。
●中山貴史RX-7
カッチョイイ。中山君のパフォーマンスも魅せる。
プノンペンモデル:
音圧がすげえ。エレクトロビートの洪水。マルタさんのボーカルって、喉に一番キツイとこの声を出しっぱなしなんだよね。すげえタフな喉をしているのではないか。

そしてタチザキ君もO.D.A.さんもカバー縛りのDJ、最高でした。曲がかかる度に、みんなが「これ何だろう」と考え込んでいるのが面白かった。クイズみたい(笑)。

今年の特別グッズは古屋兎丸イラスト入りのミニタオル。コストの関係で少量しか作れなかったので、関係者にも配れませんでした。もらえた人は、ラッキーですよ!

さて、実はこの後、会場を使って打ち上げをやったのでした。スナックWell歌夢軍団のDJとか、飛び入りの歌や演奏とか色々…。中でも感動したのが、ツネオさん、カイシューさん、ハッチャキさんの3人で素顔で(笑)演奏したネイキッド木魚。ライブではやらなかった「疑惑」もやってくれました。ちなみにニャンコさんは携帯電話で撮影してました。陽気に歌うツネオさんというのは、すげえ貴重なのでは。

「打ち上げ電メリ」は、もう少し考えると、面白いイベント(?)になりそうな気がしますな。つーか、ゆるーい音楽&飲みイベントやりたいんですよね。「ビーチボーイズ・パーティ」みたいな感じで。

 たくさんのご来場、感謝いたします! 来年、また会おう!

ちなみに写真はへっけさん撮影です。

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