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ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

tumblrにハマってみて雑誌の死を感じた

出版 考えたこと ネット

 tumblrにハマってみて、もう本当に紙の雑誌の死を感じました。いや、そんなことはしつこいくらいに言い続けているんだけど、今回は今までになく強く感じました。
自分にとっての「紙の雑誌の死」と言ってもいいかもしれない。僕の中では完全に終わってしまった。


 とにかくtumblrのハードコアなスピード感は素晴らしい。自分と趣味が近いであろう人をたくさんフォローしておけば、次から次へと自分のダッシュボードに好みの画像と記事が流れてくる。
 僕はそれを次々と処理していく。吟味なんかしてるヒマはない。
「はい、これはイイからreblog!」「これ、スルー」「これは素晴らしすぎるから、オリジナルサイズでHDには保存しておこう」と、凄まじい速度でこなしていく。
 FirefoxGreasemonkeyをインストールした環境なら、「J」押して次のpost、気に入ったら「T」押してreblog、これの繰り返し。
大量の情報を消費していく快感。アドレナリンがドバドバ出る。
こんな快感、紙の雑誌じゃ到底体験できません。


 速報性も魅力です。水着アイドルのグラビア画像とバカ画像の間に、昨日行われたソフ倫の凌辱ゲーム禁止についての懇談会のニュースも飛び込んでくる。TSUDAるについての議論も飛び込んでくる。同時にずいぶん昔にヒロトがロックンロールに語った言葉も飛び込んでくる。リアルタイムでありながら、時空軸の入り乱れたカオス状態。これがまた快感。


そしてまたiPhoneiPod touchでtumbladdictやiViewを使って見てると、その携帯性とスピード感は、本来雑誌が持っていたあらゆる魅力を完全にカバーし、遙かに凌駕していることに気づきます。


だめだ、こりゃ。勝ち目が無いよ。


雑誌読んで、こんなに興奮することなんて、もう久しく体験していない。


 ネット時代になり、ネットのリアルタイム性を実感するようになると、ライターとして雑誌で仕事をした時のタイムラグがどうしようもなく気になって来ます。
 原稿書いて、一ヶ月も経ってから世に出るなんて、遅すぎるよ。一ヶ月も経ってたら、書いた時と状況も考え方も変わってるかもしれないし。
 というわけで、月刊誌は論外だし、週刊誌だってニュース記事以外は数週間前の入稿だし、新聞だって一週間前入稿です。
 書いたら、すぐに読んでもらいたいじゃん。一ヶ月も待ってられないよ。出た頃なんか、書いたことすっかり忘れてるよ。


 今、僕はネットに仕事の主軸を移したいと、強く感じています。
 問題はライターとしてネットに書いた場合の原稿料って、すげえ安いので、それだけじゃ生活できない点。
でも、もう書くだけじゃなくても、何でもいいから、ネットで仕事したいなー。ネットで面白い仕事に関わりたいなー。書きたいこと書くにはblogで書けばいいわけだし。
 ネットで食っていける方法って、なんかないかなー。


 僕は長いこと、一般誌の編集やったりコピーライターやりながら、バイトでエロ雑誌のライターをやっていました。
 でも、平成風俗とアダルトCD-ROMが登場した時に、「うわ、こりゃちゃんとやらないとダメだわ」と思って、エロライターとして独立することに決めんです。今から15年前。
 なんかね、その時に気分に似てるんですよね。

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