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ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

DVD-ZINEの可能性 

No1 in HEAVEN

おかげさまで「No1 in HEAVEN」1号2号共に好評です。毎日フル稼働でDVDレコーダーを働かせてDVDを焼き、袋詰めしております。ホント、家内制手工業というか、内職感覚ですね。原稿書いたりする合間にチマチマと生産しております。

 しかし、実際に作ってみて、つくづくこのDVD-Rというメディアは自主制作に向いているなと思います。ネットを除けば、一番コストがかからないメディアなんじゃないかな。何しろ基本的にパソコン1台とプリンターさえあれば作れちゃうんですからね。
 僕がこの「No1 in HEAVEN」を制作するにあたって、使った機材はこんなもんです。古いビデオカメラ(ソニーのTRV-900という10年前の名機と、パナソニックのNV-GS300という3〜4年前の機種)と超小型動画レコーダーのFLIPVIDEO mino HDで撮影して、Ultra Edit2(超編)という一般向けの動画編集ソフトで編集、そして東芝RD-XS40というこれまた6年くらい前のDVDレコーダーで焼いて、DVDの盤面印刷はキャノンPIXUS iP3100、ジャケットはリコーのimagio MP C2200でカラーコピー。このうち業務用は事務所でリースしてるimagioだけですね。別にこれだって、PIXUSで代用できますしね。古い機材、安い機材ばかりなんで、もっといい機材を使ってる素人の方、いっぱいいるんじゃないかな。
 例えば一から揃えるとしたって、数万円の中古パソコンに数万円の中古ビデオカメラ、プリンターなんて今は1万円くらいでいいの買えちゃうし、動画編集ソフトだって、ウィンドウズ付属のムービーメーカーでも作れちゃうでしょう。そしてDVD-Rを焼くまでパソコンで出来ます。
 そして生産コストがまた安いわけですよ。DVD-Rなんて、まとめて買えば一枚あたり何十円ですよ。それにジャケット用のカラーコピーと、それを入れる袋(100円ショップで8枚入りを買ってます)。プリンターのインク代入れたって、200円もしないくらいです。
 それに比べて、本を作ろうと思ったら、64ページで表紙のみカラーで100部刷ったとして一部あたり500円くらいのコストがかかります。がんばって1000部刷れば、200円くらいになりますが、当然トータルの金額も20万円と跳ね上がります。
 しかも、本って、そんなに高い値段をつけられないですよね。DVDで2000円は高いとは思えないけれど、64ページの本に2000円というのは、ちょっと考えられない。その辺もDVDはかなり有利だと思います。売れる分だけ作れるわけだから、売れなかったらどうしようなんてプレッシャーも無いですし。
 まぁ、これはコンテンツの中身を作るための制作費、そしていちいち自分で焼いたりプリントしたりという手間を全く計算に入れないでの話なんですが、この辺も工夫次第でなんとかなると思うんですよ。
 もちろん僕の「No1 in HEAVEN」は、知り合いのコネをフル活用し、みなさまに協力いただいて、作れたわけなんですが、コンテンツなんてのはアイディア次第でどうにでも作れるはずです。現に知り合いのライターが、「No1 in HEAVEN」に影響を受けて、インタビュー映像を集めたDVDマガジンを制作しています。インタビューなら飲み代くらいで協力してくれる人、多いと思いますしね。しかも彼なんか、動画は全部iPhoneで撮影してるというから、すげえラジカルです。もはやビデオカメラすら買わないでもいいという。ニコ動なんかを見ると、お金をかけないでも面白い動画はいくらでも作れるんだってこともわかりますしね。
 最近はミニコミのことをZINEなんてカッコよく呼ぶようですが、それに習ってDVD-ZINEとでも言いましょうか。僕はこうしたDVD-ZINEがどんどん出来てきたら面白いのに、と思うのですよ。ニコ動のおかげで、動画を作ると言うことに対する敷居はずいぶん下がってきました。ならば、それをまとめてDVDにするのだって簡単ですよ。
 自由な発想のDVD-ZINEがたくさん出てきて、新しいシーンが誕生して欲しいんですよね。正直、最近の僕は文章を書くよりも、DVD-ZINE作ってる方が楽しくなっちゃってきてます。撮影も編集も楽しいし、一枚一枚焼いて袋詰めする作業すら楽しい。あー、モノを作ってるなぁという実感があるんですよね。

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