ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

だからパーソナルメディアなんだってば

ここのところパーソナルメディアについて考えているんですが、15年前に書いたこんな原稿を思い出しました。1995年に「EX CD-ROM VOL.7」(ビデオ出版)に掲載された「だからパーソナルメディアなんだってば」。パーソナルメディアについて、高杉弾中ザワヒデキ松沢呉一、そしてゴールドマンに取材したものです。まだインターネットが視野に入ってくる前ですが、僕は当時からニフティサーブでオンラインマガジンを発行したりして、パーソナルメディアというものに強い興味を持っていました。この記事を読み返してみると、CD-ROM、フロッピー、コピー誌、VHSとメディアは変わっていても、言いたいことはびっくりするくらいに変わっていないんですね。
ちなみに「だからパーソナルメディアなんだってば」というタイトルは、ばるぼら君の「教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」の章タイトルで引用されています。やるなぁ、ばるぼら君(笑)。
それにしても「EX CD-ROM」、面白いですね。クーロン黒沢や中野TKO、池田貴族も書いてるし、カルカッタレコードをはじめとして広告はうさんくさいのばかりだし。この頃のサイバー系雑誌は、本当にジャンクで楽しかったなぁ。


だからパーソナルメディアなんだってば

パーソナルメディアが気になる

 パソコンだのワープロだのコピーだのネットワークだのマルチメディアだの、色々なテクノロジーが普及した影響でパーソナル(インディーズという言い方もあるけど、ちょっと恥ずいのでパス)メディアが面白くなっているような気がする。単なるタイアップの器でしかなくなっているメジャーな商業メディアが、まったくもって面白くない反動なのかもしれないけど。

 いや、利益をあげることが前提になっている商業メディアでは、やっぱり表現に制限があるのが当たり前なんだと思う。しょうがないっスよ。毎月、社員に給料払わなくちゃいけないんだから、売れなくちゃいけないし、広告だって欲しいし・・・。

 いいたいこと、書きたいこと、やりたいことをキチンとやろうと思ったら、やっぱり自分で責任を持って表現できる自分のメディアを持つしかないのだ。
 最近、いわゆるメジャーなメディアでも活躍している人の中でも、パーソナルメディアに力を入れる人が増えてきた。なんで彼らは、収入になるどころか赤字まで背負ってしまいそうなパーソナルメディアにのめり込んでいるのだろう・・・。


CD−ROMは印刷物より安い

 このテーマで、まず話を聞いてみようと思ったのが高杉弾さんだ。伝説の自販機本「JAM」「ヘヴン」以来、メディアというものにこだわりつづけ、最近では自らメディアマンと名乗っている伝説の人。「メディアになりたい」というズバリのタイトルの名著もある。
 そして一昨年に自主制作した「極楽蓮」は、パーソナルメディアというイメージそのままの傑作CD−ROMだった。オーサリングは全くなし。ただデータをそのままフォルダーに入れてCDに焼いただけ。様々なテーマのフォルダーがウインドウの中に散らばっているだけなのだ。でもそれが高杉弾という人間の脳みそを見ているみたいで、かえって新鮮だった。

「いや、オーサリングとかやり方全然知らないから、ただ突っ込んだだけなんだよ」

        • 自主制作のCD−ROMを作ろうと思ったきっかけは何なんですか?

「もともと自分で雑誌みたいなものをやりたいなと思っていたんだ。でもきちんと印刷するには1万部刷らなくちゃいけないとか、なにかと費用がかかる。で、たまたまCD−ROMという器が出てきて、渡りに船みたいな感じで。CD−ROMなら少部数でもプレスできるし、あらゆる面で印刷メディアよりも手軽に作れた。しかも動画も音声も扱えるし、写真をいじるのも簡単だし、一石三鳥だね。第1号はトータルで5千枚くらい作って、制作費は30万くらいだったかな。計算するのって興味がなかったから、全部売れたけどペイしなかった」

        • CD−ROMだからこそ苦労した事ってありますか?

「流通かな。とにかく取り次ぎがひどいんだよ。2号はエロティック特集だったせいで取り次ぎに拒否された。注文しておいてから、『ウチはソフ倫を通していないハダカ物は扱わない』なんていう。最初からエロティック特集だって名打ってあるのに。CD−ROMの業界って出版界以上に自主規制がひどい。コンピューター文化なんて口ではいうけど、インチキだよね。もう自分で売るしかないよ」

 現在は通販と、直販で置いてくれる数店でのみ販売しているそうだ。
 また高杉さんはニフティサーヴで自分の会議室を持ったり、「高杉弾通信」なるオンラインマガジンを発行している。これらもニフティという商業ネットを利用はしているものの、高杉さん個人が勝手に運営している完全なパーソナルメディアだ。そして「極楽蓮」の発売や、高杉さんの活動を告知する場でもある。
「できるだけ世の中とは関係を持ちたくないんです。くだらないから。だからもう自分自身がメディアになるしかない」
 現在、高杉さんは商業メディアからは、ほとんど手を引いてしまったようだ。
 しかし、「ハイテク」な新しいメディアであるCD−ROMやパソコン通信の方が、古来からの紙メディアを作るより手軽だというのが、なんだか象徴的だ。


フロッピーはもっと安くて手軽

 で、CD−ROMよりも、もっと手軽なメディアとしてフロッピーに目をつけたのがイラストレーターの中ザワヒデキさんだ。

「面白い展覧会やパフォーマンスが記録されていないということに不満を持っていて、ミニコミの展覧会報を作りたかった。でも本を作るにはお金がかかるし、いくら頑張ってもモノクロの文章中心の物になってしまう。パフォーマンスの記録には適していないんですね。そこでフロッピーという発想が出てきたんです」
 紙メディアでカラーの写真をそれなりのクオリティで扱おうとすると印刷に膨大なコストがかかるのだ。しかしフロッピーなら、カラーの写真も、音声も、頑張れば動画も、そしてもちろん文章も収録できる。しかも、とんでもなく安いコストで量産できる。こうして現代美術の動向を紹介するフロッピーマガジン「JAPAN ART TODAY」が誕生した。

「なによりも1枚から受注できるフットワークが魅力ですね。必要な分だけ制作すればいいから在庫を抱えないですむ。その点、CD−ROMはまとめてプレスしなくちゃいけないので、あまり興味を感じませんね。今後は号外として大容量の作品集を出すかもしれないけど、だからといってCD−ROMにはしない。フロッピー10枚組とかにするつもりです」

 これからフロッピー・メディアを作ろうとする人にアドバイスをお願いした。
「フロッピー本体よりも、実はジャケットにお金がかかるんです。カラーコピーを使う手もあるけど、性能のいいプリンターが必要でしょうね。原価的にはフロッピーが1枚25円から50円、ケースが30円、ジャケットの紙が50円。あとは人件費ですね。でも原価が安いからって、あまり値段を安く設定するとキツイですよ。お店に納品したりする手間もあるわけですから」
また、結果的にハードディスクにコピーしなければならない圧縮という手法もあまり賛成できないという。
「圧縮すると、フロッピー自体では見れなくなりますよね。そうするとフロッピーがメディアでは無くなってしまう。むしろ1.3Mという容量をいかに使うかを考えた方が面白いと思います」
 まだまだフロッピーには無限の可能性があると中ザワさんは言っていた。


意欲が字数に収まらないから

「商業誌だと、書きたいテーマを書きたい字数だけ書かせてくれないからミニコミに書いてるんですよ」
松沢呉一さんが『ショートカット』などのミニコミに書きまくっている理由である。
 松沢さんはとにかく書くことが好きで、書きたいことがいっぱいあるという人で、連載を頼めば、何カ月、何年分もの原稿を勝手に書き上げて編集部に送りつけたり、自分のコラム欄より読者投稿のコーナーの方が字数が多いといって、投稿を始めたりと、なにかと逸話が多い。
 編集部の指定の字数では短すぎて満足できない自分の体質はプロのライターに向いていないと感じた松沢さんは、マイナー系や自主制作の本やCD、ミニコミを扱うショップ「タコシェ」の店員へと転職した。もちろん今も商業誌でも仕事をしているのだが、量としてはミニコミ「ショートカット」やその別冊に書いているノーギャラの原稿の方が遥かに多い(年間約2000枚!)というから、こうなると確かにプロのライターではないのかもしれない。

「ハードの進化はミニコミの形態の変化はもたらしたかもしれないけど、表現を身近にしたというのは完全に幻想だよ」
と、いきなり本稿のコンセプトを否定されてしまった(笑)。
「ワープロやコピーがなかったとしても桜井君は『ショートカット』を作っていただろうし、中ザワヒデキもフロッピー以外の何かをやっていたはずだよ。どんな時代だってやりたい奴はやるし、やらない奴は絶対に何もやらない。現にコピー誌なんて作業としては簡単なのに他に出てこないもの。下手すると何かを作りたいって人間自体の数は減ってるんじゃないかな」
 さっきから話題に出ている『ショートカット』とは桜井通開さんの発行している非常に「こゆい」ミニコミ。コピー誌というフットワークの軽さを活かして月2回というミニコミとしては驚異的なペースで発行されている。

「ミニコミなのに『なにを書いたらいいんだろう』とか書いている奴もいるけど、それなら書かなければいい。あれは頭に来るね。メディアを持っている自分、書いている自分というのが欲しいだけで、書きたいテーマがないんだろうね」
 レビューや評論ばかりがメインになる今のミニコミにも不満があるそうだ。
「今、ミニコミで書いているほとんどの奴が目指しているのは評論家かエッセイストか小説家。全部家の中でできることばかりなんだよ。面倒くさいことはやりたくない。でも商業誌にはできない取材ってものあるはずなんだよ。むしろプロのライターの方が忙しいから同じテーマを追い続けていくのは難しいんだ。でもアマチュアなら休日を使って一年かけてやればいいんだよ。テーマや切り口なんかいくらでもあるのにさ」
今、ルポ物のミニコミを作れば、絶対に注目されるはずだと松沢さんは言う。

 また「タコシェ」については
「最終的に自分の書きたい事を書くには自分のメディアを持つしかない。その時、店を持っているのと持っていなのでは全然違うんだよ。普通なら、著者がいて出版社があって取り次ぎがあって、そして書店があって、この4カ所が儲からないといけないんだよね。でも自分で書いて自分で売れば、儲けは自分だけでいい。その分、低いペイラインでものが作れるでしょ」


とりあえず作ってみる

 自分の本当に作りたいものの為に自分でショップを開くという方法をとった人が、もう一人いる。ローファイAVの開祖にして、カンパニー松尾と並び称されるハメ撮りの帝王、変態カルト天才AV監督、ゴールドマンである。
 彼は西新宿の自分の事務所の一角を『ゴールドマン・センター』として、自主制作物を販売するショップに改造してしまった。
 ここで売られているのは彼の撮り下ろしビデオはもちろん、彼のバンドであるゴールドマンズのカセット、Tシャツ、カラーコピーの手作り写真集、そしてコラージュによるポスターなど、すべて彼の手によるものである。どの商品をとっても、とてつもなくキッチュで下品で暴力的でイカ臭いゴールドマンならではのセンスに満ちている。なんだかよくわからないけど、とにかくパワーだけは感じる。

「僕は風俗芸術と呼んでいるんです。これまで芸術ともっとも遠いとされていた生活と密着した表現ですね」
ゴールドマンはいつものニヤニヤ笑いで語る。僕はゴールドマンとは、もう随分長いつきあいになるのだけれど、最初に話した時、彼はもう既に自分のショップをやりたいと言っていた。当時の彼は実にアバンギャルドな作品ばかりを撮っていて、メーカーと衝突を繰り返してしたから、夢物語とはいえ、そんな気持ちになるのは理解できた。
「AVって規制がいっぱいあるんですよ。ビデ倫のチェックはもちろん、メーカーからの営業的な注文とか、パッケージ優先の制作とか。やっぱりストレスがたまるよ」
 その後も彼は本業のAV撮影と平行してHa!というインディペンデントレーベルを作って、奇妙なビデオやCDなどを制作した。しかし流通のことを全く考えなかったため、在庫が事務所に山のように溜まっていった。とにかく作りたいという欲望が先走りしていたのだ。
 そして今、事務所の一角とはいえ、見事にショップがオープンした。おめでとうゴールドマン。でも新宿とはいえ駅から凄く遠いんだ、これが。場所が悪すぎるのでは?
「いやぁ、興味がある人はどんなところにあっても来ますよ。むしろ冷やかしの客がいなくていいんじゃない? せっかくここまで来たからって、何かしら買っていってくれるしね」
 まぁ、来店客も日に何人というお店ではあるが、採算のことを考えるよりも、とりあえず店を開いてしまったところがゴールドマンらしい。
「元々、自主制作ものって好きなんですよ。メジャーとか商業主義に対するアンチっていうんじゃなく、作りたいから作るという原始的なもので・・・。同じベクトルの人にだけ理解してもらえばいいです。まぁ、とりあえず採算取れるようにしたいんだけど」
 
 今回話を聞いた4人は、すべて商業メディアでも活躍している人たちだ。しかし、本当に表現したいことが商業メディアの要求するワクからはみ出してしまったという必然性から、パーソナルメディアで作品を発表している。必然性。これだ。彼らがパーソナルメディアを生み出したのは、メディアごっこがしたいからじゃない。適当な器がなかったから自分で作ってしまったからなのだ。

 松沢呉一さんがいうように、表現したいことがない人は、何もしなければいい。ハードの進歩と普及でこんなに便利なんだよ、さぁキミもやってみよう!なんて煽られてムダな労力を使うことなんかない。こんな記事を読まなくても、やる奴はやるのだ。
 最初に器ありきじゃ、ろくなもんは出来ないっス・・・と、最初の書き出しと主旨が変わってきてしまった。ごめん。
 


高杉弾と極楽蓮と高杉弾通信

「極楽蓮」は、メディアマン高杉弾が責任編集・製作したスーパー・アナログ感覚デジタル・マガジンCD−ROMである。93年12月に発売された創刊号では近況のムービーや滝本淳一のステレオ写真東陽片岡のマンガ、数々のハイパーカードスタックなどが、オーサリングなしでグチャグチャに詰め込まれていた。高杉氏の興味のあるものをランダムに放り込んだかのような構成は、まさにパーソナルメディアを実感させてくれた。
 また94年5月に発売された第2号は「エロティック・イメージ」の特集号。古今東西の様々なエロ写真、エロムービーが満載された、これまた素晴らしいものだった。
 第3号は「バリ島」特集の予定らしいが、制作費のメドがついておらず、予告済みの「メディアになりたい」「ヘブン」CD−ROMと共に発売は未定である。
 ちなみに「極楽蓮」創刊号は売り切れ、2号はハイパークラフト・ビオラで入手できる。
 高杉氏のもうひとつのパーソナルメディアであるネットでの活動にも触れておこう。高杉氏は89年4月よりニフティサーヴの掲示板にオンラインマガジン「高杉弾通信」を毎月発表、さらに映画フォーラム2に自分専用の会議室「メディアマン・トライアングル」を開設している。商業誌では読めないような過激な内容が楽しめるぞ。


中ザワヒデキとJATとアロアロインターナショナル
 
 バカCGのアーチストとしても名高い中ザワヒデキ氏は日本におけるフロッピーメディアの第一人者でもある。
 彼と原久子、そして吉田裕子の3人によって創刊された「JAPAN ART TODAY」は現代美術の動向をリアルタイムでレポートするフロッピーマガジン。自称“マックで見る、眠くならない現代美術雑誌”だ。92年12月発行の「大阪ミキサー計画」号(現在は改訂版が入手可)からスタートした同誌は、現在では非公認支部制作による号外などの別冊を含めて20号以上のリリースを数えている。その発行部数はトータルで4000枚以上になるという。ちなみに一番の売り上げを記録したのが飴屋法水&テクノクラートの特集号だそうだ。
 実は彼ら以前にも個人的にフロッピーマガジンをつくっていた人もいたそうだが、実質的に「JAT」が日本のフロッピーマガジンの先駆けだといってもよいだろう。
 また中ザワ氏率いる(有)アロアロ・インターナショナルでは、「JAT」以外にも「アイコン限界フロッピー」「鱒ニュース人間用」など、ユニークなフロッピー作品も多数リリースしている。
 なお当初は「複製改編は無断でお願いします」という衝撃的なポリシーを掲げていたJATだが、現在は様々な理由により「無断複製は禁止」となっているので注意!


松沢呉一タコシェ

 元々は雑誌「ガロ」の関連ショップとして誕生した「タコシェ」(現在は独立した経営になっている)。
「売っている商品の作者の顔が見える宇宙百貨」(松沢氏)が頭にあったというだけあって、ミニコミ、インディCD、インディフロッピー、青林堂系マンガ、そして意味不明のグッズなどが所狭しと並んでいる店内は、見ているだけでもわくわくして来る。漫画家やミュージシャンなどのハンドメイドの貴重な作品も多数。ここでしか手に入らないような商品がいっぱいだ。
 今回の特集で紹介した「極楽蓮」や、「JAT」などのアロアロインターナショナルのフロッピー、ミニコミ「ショートカット」なども扱っているので、興味を持った方は、ぜひ足を運ぶことをオススメする。
 西早稲田、高円寺などを転々としていたが、現在はJR中野駅北口のショッピングセンター「中野ブロードウェイ」の3Fに移転。他2軒の書店との共同による「TRIO」というエリアで営業している。松沢呉一氏自ら店番をしていることもあるぞ。


ゴールドマンとゴールドマンセンター

 超低予算による超ビザール&超バカな独自の世界を作り上げてしまうことで一部に熱狂的なファンを持つゴールドマン監督。
仕事としてのAV制作の傍ら、実験的なビデオ(女の子のインタビューがノンストップで120分続くだけの作品など)や、自主CDを作ったり、はたまたワケのわからないイベントを主催したりという根っからインディペンデントな人なのだ。そもそも「頭狂デパート」なる自主制作のビデオがAV業界入りしたきっかけだったりもする。
 そんな彼が自分の作品をファン(笑)のために販売するために開店したのが西新宿の「ゴールドマンショップ」だ。伝説の傑作ボンデージビデオ「東京ビザール」シリーズなどのビデオはもちろん、写真集、ポスターなど、100%ゴールドマンなテイストに溢れたグッズのみが並んでいる。
 オススメは彼が最近最も力を入れているという文学(?)作品、「マリちゃんマンズリ日記」(手書き版3千円とワープロ打ち完全版2千円があり)。もう泣きたくなるほどゴールドマンなバッドテイスト文学の決定版。実はこれ、筆者がワープロで清書してあげたという裏話もあったりして。
 ちょっとばかり不便な場所にあるけれど、ゴールドマンファンなら一度は行くべし!

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