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[エロ][雑誌][古本]古本屋ツアー　新井薬師前・阿佐ヶ谷
　すっかり古本屋巡り熱に火がついちゃって、土曜日から毎日古本屋通ってますよ。前回のエントリーの後も火・水と行ってきたので、そのレポート。

6月8日（火）は、新井薬師前駅前の文林堂書店へ。

ここがまたいい古本屋なんですよね。入り口のところに「本好きのお客様と共に歩んで94年　文化の維持蘇生伝承のため知の架け橋としてこれからも尽力する所存です。皆様の御協力をお願い申し上げます」「本の無いところ　暴力が生まれる　電子メディア時代と人間性の崩壊」なんて張り紙がしてあって。でもエロ本が充実していて、ちゃんとエロ本文化の伝承も理解してくれてる素晴らしい古本屋であります。
　まぁ、プレミア価格もついているんですが、なぜか軒並み大幅値下げになっていましたよ。じっくり吟味した上で、スーパー写真塾88年1月号（680円）、すっぴん90年11月号（480円）、ボム 97年7月号（180円）を購入。

スーパー写真塾88年1月号は、なんといっても蓮舫国務大臣・内閣府特命担当大臣のクラリオンガール時代の水着グラビアが。20歳の蓮舫。はっきりいって、あまり垢抜けない顔立ちで今の方が綺麗なんじゃないかなぁとか思ったり。あと山瀬まみの白ビキニ、西村知美の運動会ブルマ盗撮、工藤夕貴のパンチラあたりに泣けました。コラムは渡辺和博、上杉清文、南伸坊の「東洋３大エッセイ」。

すっぴん90年11月号の巻頭グラビアは24ページに渡る「千葉麗子15歳」。なんというか、まだ子供という顔のチバレイの結構ハードな水着は、ちょっと痛々しいくらい。ユーロビート系のノリノリの音楽が好きだったそうです。僕のお目当ては星野ひかるのヌードグラビアなんですけどね。今見ても、やっぱ可愛いなぁ。記事で面白かったのは「あの小森愛ちゃんが、カラんだ?!」。小森愛が３作目「廊下は静かに」で初めてカラミを撮ったということがニュースになってるわけですよ。ＡＶ女優なのに。まぁ、それでも実際は極めてソフトなカラミなんですけどね。今からは考えられない、ＡＶ女優が本当にアイドルだった時代のお話です。それはそれとして「廊下は静かに」は名作ですよ。

ボム 97年7月号は、僕の収集範囲からすると新しめですが、青木裕子（もちろんTBSアナウンサーではなくグラビアアイドルの方）好きなんですよぉぉぉぉ。いやぁ、いつ見ても素晴らしいな。後、この頃の広末涼子の可愛らしさはホント、神の領域ですな。

さて、翌6月9日（水）は、ロフトＡの「Bootleg」イベントがあるので、早めに阿佐ヶ谷に行って古本屋巡りをしようかと。事前に調べておいたんですけど、もうずいぶん古本屋潰れちゃってますねぇ。寂しい限りです。それでも期待していなかった小さな古本屋で、掘り出し物がありました。

　まず加納典明の「月刊ザ・テンメイ」の総集編である「きクぜ！」と「きクぜ！２」。この「きクぜ！２」は、猥褻図書販売容疑で加納典明と竹書房の社長が逮捕されたという曰く付きの本なので、とんでもないプレミアがつけられてることもあります。まぁ、そうじゃなくても分厚い写真集なので1000円以上になってることが多いのですが、なんと各500円。ちょうど「ザ・テンメイ」をコンプリートしようかなと考えていたところだったので、即買いです。これ２冊はさすがにちょっと重かったけど。しかし、芸術性のかけらもない直接的なエグさで、今見ても、これは摘発されるのもしょうがないよなーと思わせるところはスゴイです。
　そして、嬉しかったのは、ベール本が何冊もあったこと。ベール本というのは、ビニ本ブームの末期、83年に現れた超過激ビニ本で、極薄の布一枚をかぶせただけで、性器が丸見えなんですね。僕なんかは、高校生の時にリアルタイムでベール本ブームに遭遇して、ショックを受けました。詳しくはここ参照。

　飛鳥書房の「ジョイフル」が450円、三洋企画の「マイタイ」が400円という激安！　いやぁ、見えてます見えてます。「マイタイ」のパンティの薄さはシャレにならないし、「ジョイフル」なんて隠してるのが網ですからね。それ、全然隠れてないよ！　無修正がいくらでも見られる世の中ですが、それでもこれはインパクトあるよなぁ。
　まぁ、ちょっとさすがにアレなので、売っていた店名は伏せておきます。でも、ベール本、結構古本屋で発見できますよ。
　それから本ではありませんが、ロフトＡの前の期間限定マーケットで、平野勝之「水戸拷問　不完全版」を180円でゲット。もちろんＶＨＳ。不完全版なんて出てたんだ。この存在は知りませんでした。

　いやぁ、楽しいなぁ、古本屋エロ本狩り。実は来週に、またちょっと楽しいツアーを決行する予定です。レポートをお楽しみに。