ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

「紙」離れする(その2)iPhoneを手帳化するためのアプリ

 iPhoneに手帳の機能を一元化させるとなると、一番重要なのがスケジュールです。何度も手を出しては挫折しているGoogleカレンダーにもう一度挑戦です。iPhoneとの連動を考えると、もうこれ一択でしょう。
 今までは紙とGoogleカレンダーを併用していたから、両方入力ということで段々面倒くさくなっていったわけですが、もうこれ一本と決めれば、使わざるを得ないですからね。
 僕は「予定」と「原稿締切り」と二つのマイカレンダーを作り、それに「日本の祝日」を加えただけでシンプルに使っています。ToDoは使いません。


 さて、Googleカレンダーを同期させるiPhoneのスケジュールアプリですが、公式はやっぱり使いにくい。一画面で週のスケジュールが見渡せるのがいいなぁと探した末に選んだのが「Refills」(1200円)です。

「さいすけ」や「CalenGoo」も考えたのですが、デザイン的に「Refills」が気に入りました。特に週表示がしっくり来ます。あ、これなら手帳の代わりになるなと直感したんですよ。Googleカレンダーとの同期もスピーディで今のところは問題無し。アプリとしてはやや高価ですが、手帳に比べれば安いですよ。一時期は2000円のモールスキンを一年に何冊も使ってたわけですから。


 ToDoアプリ。これもたくさん候補があったんですが、自由度が高く見やすい「Domo Todo+」(350円) にしました。

Todoに複数のタグがつけられたり、リストの順番を簡単に入れ替えられたりできて非常に便利です。
 僕は「実行」「連絡」「待機」「原稿」「購入」「空時間」「blogネタ」「準備」の8つのタグを作って分類しています。また優先的にやるべきことには星印をつけられるのがいいんです。とりあえずは星印のついている項目だけチェックしています。今日、まずやるべきことはコレ、というわけですね。
 Googleカレンダーと同期させたり、PCでバックアップさせるなんて機能もありますが、そっちは使っていません。僕にとっては、以前はポストイットで管理していたToDoリストの代わりなので、できるだけシンプルに使いたいな、と。ちなみに無料版の「Domo Todo」というのもあって、同期させない僕のような使い方なら、こっちでも十分かも。


 そしてメモ。思いついたことをパッと書くということは、どうしたって紙にはかなわないよなと思っていたんですが、意外に使えるのが「SpeedText」(230円)という手書き入力メモアプリでした。

 タッチパネルに指で書いた文字がそのまま画像として入力されるんですが、縮小されると下手くそな手書き文字でも、それなりに読めるのは意外な発見。書いた日にちごとにリスト化され、タグなどもつけられるので、ToDoリストとしても使えます。実は、最近はこっちがメインのToDoリストとなりつつあって、「Domo Todo+」の出番がちょっと少なくなってたりして…。
 長文を書くのはさすがに無理ですが、ちょっとしたメモなら、紙にも引けを取らない使い心地です。また書いたメモはメールしたり、EVERNOTEと連携させたりもできますが、まぁ短いテキストなので、僕は「SpeedText」見ながらPCで打ち込んでます。そっちの方が結果的に早いです。


 それから、もうひとつメモアプリを使っています。「Simplenote」(無料)です。

これはクラウド式のメモアプリ。iPhoneのアプリで入力すると、WEB上の自分のメモに同期します。どちらかというと、PCからWEBに書き込んで、iPhoneにメモを送るというような使い方が多いですね。iPhoneで書くのは面倒臭いような長いテキスト(住所とか)はPCで書いて、「Simplenote」からペーストして使う、とか。定型文なんかも、ここに入れています。


 この4つのアプリを使うようになってから、ようやく紙の手帳を手放すことが出来ました。iPhone一個持っていれば大丈夫という環境は、なかなか快適です。外出する時は、iPhone、携帯電話(au)、財布、小銭入れ(鍵ケース兼用)の4つをポケットに入れます。荷物がひとつ減らせたというのは、精神衛生上にも大変よいですね。
 しかし、それでもやっぱり「紙」が必要、ということもありまして……(続く)

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