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ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

「kids these days! vol.1 いまどきの10代に聞いたリアルな「けいおん!」の話。」成松哲

音楽

先日の文学フリマで先行販売された成松哲氏のミニコミ「kids these days! vol.1 いまどきの10代に聞いたリアルな「けいおん!」の話。」が素晴らしいです。今ひとつ見えてこない今の若者の音楽事情を探るために、昨年、一昨年と成松氏は高校の学園祭や音楽フェスに通い、10代バンドの傾向をチェックし、そこで発見したバンド5つにロングインタビューを決行し、まとめたのがこの一冊。
バンドの活動母体になったのが、スパルタな高校の軽音部だったり、モバゲーだったりするあたりが実にリアル。僕も高校生の頃からバンド活動をやっているわけですが、自分の場合も思い出したりしてなんか甘酸っぱい気持ちが蘇りましたねー。共感できる部分もあり、全然違って驚く部分もあり。
それにしても、彼らの話の中に出てくるバンド名が全然わからないのには衝撃を受けました。自分は本当にリアルタイムな音楽、わからなくなってるんだなぁと。そして37歳の成松氏がしっかりと彼らの話に付いて行っているのには驚きましたね。素晴らしいな!
さらに巻末には成松氏が取材した2010年秋の高校14校、75文化祭バンドのべ224曲のコピー曲のリストまで。これは労作。これを見ればリアルな高校生の音楽指向が見て取れるわけですよ。ちなみに文化祭で最もコピーされてるバンドはDOESとチャットモンチー。一番コピーされた曲はラルク・アン・シエル「READY STEADY GO」、モンゴル800「小さな恋の歌」、NANA中島美嘉)「GLAMOROUS SKY」桜高軽音部「Don't say Lazy」が同率一位。いやー、さっぱりわからん(笑)。
今の音楽事情を語ろうという全ての人が必読の一冊だと思うし、これぞライターの素晴らしい仕事! だと思いました。同じライターとして嫉妬するほどです。

本書の詳細は以下を参考にして下さい。
http://d.hatena.ne.jp/narima74/20110609/bunflea

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