「パペラキュウ」(松永豊和)
FACEBOOKの僕のとある投稿にとみさわ昭仁さんが「公園で寂しそうにしてるとパペラキュウがくるぞー。」とコメントをつけていて、パペラキュウという不思議な言葉の意味がわからず検索してみたら、これを発見しました。
あの怪作「バクネヤング」の松永豊和氏がWEB上で連載している新作漫画です。もう21話まで公開されていますが、全然知りませんでした。今まで知らなかったことを後悔してしまうような面白さです。
頭からカニのような手足が生えてくるパペラキュウ病という奇病を巡る物語。パペラキュウ患者の少年サチオと友だちになったことから、マモル少年は様々な事件に巻き込まれていきます。シュールで不気味な世界観と、予想のつかない展開。なんだか気持ち悪いんだけど、先を読まずにはいられない。さっき、今まで知らなかったことを後悔したと書きましたが、21話まで一気に読めたというのも、ある意味で幸せだったのかも。「バクネヤング」の頃のようなバイオレンス性は影を潜めていますが、精神的なショック度はより深まっていますね。