ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

45歳からのアニメ入門5 「オレンジ」でアニソンに目覚める

 昨日、「とらドラ!」を最終話まで見終えて、さて次は何を見るべきかと、はてなブックマークなどに寄せられた親切な皆様の膨大なオススメ作品リストをチェックしつつ、なんとなくYouTubeで「とらドラ!」関連の動画など探していたのです。
 そして、ふと後半のエンディング曲である「オレンジ」の動画を見ました。

「あれ、なんかすごいいい曲じゃね?」
僕はどうも今のアニソンが苦手です。早い打ち込みと甲高い声優さんの歌声、そして強引なまでにアッパーな曲調。しっくりこないのですよ。根本的に打ち込みが好きじゃないんですね。お前、ずっとテクノポップバンドやってただろう、なんて声も聞こえてきそうですが、ここ10年くらいは全くダメになってしまいました。なので、今やってるバンドも全部、人海戦術的の時代錯誤な人力バンドばかりなんですけどね(笑)。
まぁ、今、打ち込みがダメというとアイドルの曲もダメ、ダンスミュージック全般もダメ、というかほとんどの新曲がダメということになっちゃうんですよね。なので昔の曲ばっかり聴いているわけです。
だから、今回のように、さぁ、アニメを見るぞ!と思っても、主題歌を聴くのが結構しんどい。tag師匠からは、主題歌も飛ばさずにちゃんと見なさいと指導されているので、頑張って毎回見ていましたが、やっぱりあまりピンと来ない。「とらドラ!」前半のオープニング曲である「プレパレード」もユニークだな、とは思いましたけど、好んで聴きたいとは思いませんでした。

ところが、全話を見終わった後に、ふとYouTubeで「オレンジ」を聴いた時、サビの「オレンジ、今日も食べてみたけど まだ酸っぱくて泣いた。私みたいで残せないから全部食べた。好きだよ、泣けるよ」という歌詞が心にグッと突き刺さったんですね。

「あれ、なんかすごいいい曲じゃね?」

そう思った瞬間、何か自分の心の中の壁がひとつ壊れたような気がしました。「オレンジ」を何回も聴き、さらに「プレパレード」や他の関連曲も聴きました。とりあえず、iTunesで「オレンジ」も買いました。

突然、よさがわかることって、時々あるんですよね。それまでピンと来なかったものが、ふとしたきっかけで魅力がわかってハマってしまうような。「オレンジ」のよさがわかったことで、他のアニソンも、そしてアニメ自体の面白さもわかりそうな気がしたんですよ。自分の中の許容範囲がグッと広がったような。

iPhoneで繰り返し「オレンジ」を聴いています。

そして、さっきTSUTAYAに行って、「涼宮ハルヒの憂鬱」1〜4巻を借りて来ました。今なら、おれ、ハルヒも萌えも、わかるような気がするよ!

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