ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

2014年京王駅弁大会 個人的ベスト3

 というわけで、今年も京王駅弁大会終了しました。
今回は、正直言って盛り上がりに欠けました。僕の周りの駅弁大会ファンたちも同意見でしたし、ネットでの評判もよくなかった。そして何よりも会場も少し寂しかったような気がしました。いつもなら行列が出来るチラシ一面の企画駅弁が、どれも人気がありませんでした。

 その理由はいろいろ考えられます。まず第一に高過ぎたこと。「名人夢の競演」は1280円、1980円、1480円。「豪華海鮮対決」は1950円、1500円、1980円。駅弁の価格の目安とも言えるK点(1000円)を大幅に超えています。テレビの取材で、企画担当の人が「景気もよくなってきて、高価な駅弁も売れるようになってきたので……」みたいなコメントをしていましたが、ちょっとムードを見誤っちゃったような気がしますね。
 さらに「料理界の重鎮の新作駅弁が登場」という企画色の強さ。それはもう駅弁じゃないんじゃないかという意見も多く聞かれました。

 ただ、それらは実際には今回に限ったことじゃないんですね。例えば2007年の「海鮮対決」では、「ふくめし」1800円と「磯の鮑の片思い」2000円という今回以上の高値対決でした。そしてその年の第二企画は「東西ホテル料理長の競演」でした。言ってみれば今回と似た組み合わせの企画だったんですよね。でも、この年は結構盛り上がった気がします。今回と何が違ったんだろう……。



 今回、僕が購入して食べた駅弁は以下のとおり。

鮭児入り三大鮭めし(1950円/B-4/北海道)
鳥取牛カレー牛めし(1050円/A-0/鳥取県
銚子二味鮪めし(950円/A-0/千葉県)
日本海あなご(AnaGo)弁当(1300円/島根県/A-5)
八戸小唄寿司(1100円/青森県/A-0)
大人のオムライス(1100円/福井県/C-3)
みちば御自慢 鶏肝丼(1280円/兵庫県/B-3)
まるごと甲州かつサンド(800円/山梨県/B-6)
米の国ニッポン弁当(1600円/新潟県/C-3)
ふくのしま豚の醍醐味(1100円/福島県/B-6)
えび千両ちらし(1200円/新潟県/A-0)
佐賀牛すき焼き弁当(1260円/佐賀県/A-5)
トリュフ風味牛タンと牛肉のイタリア風すき焼き弁当(1480円/青森県/B-3)
のどぐろとサーモンといくらの弁当(1480円/新潟県/B-4)

全14個。会場に行ったのは9日間でのべ11回。去年・一昨年は全20個だったので、ずいぶん少なかったですね。前年からのリピートはえび千両ちらしとのどぐろとサーモンといくらの弁当でした。

さて、今年の個人的なベスト3は

1位 ふくのしま豚の醍醐味
2位 トリュフ風味牛タンと牛肉のイタリア風すき焼き弁当
3位 まるごと甲州かつサンド

というところでしょうか。
特別賞として、米の国ニッポン弁当。美味しかったんですけど、やっぱり値段がねー(笑)。

 というわけで来年は50回記念。楽しく盛り上がれる駅弁大会が帰ってくることを期待します!

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