Rollbahnスリムメタリックでリングノートに目覚める

もともと手帳やノートやメモ帳は大好きなのですが、できるだけ持ち歩く物は減らしたいなと思って、数年前からiPhoneですべてを済ますようにしました。iPhoneと「薄いメモ帳 abrAsu」の組み合わせに行き着いたんですが、最終的にはそれも止めて、iPhoneのみにしました。「薄いメモ帳」はPASMO入れとしても使っていたので、iPhoneのケースを手帳型のcheero Leather Case Washed Leatherにして、こっちにPASMOを入れるようにしました。
　ちょっとしたメモは、iPhoneの「Simplenote」「SpeedMemo」「PostEver」と言ったアプリを使うようにしました。下手に手書きするよりも、フリック入力の方が早かったりもしますしね。
　それでも、やっぱり文房具は好きなので、文具屋さんやハンズやロフトの文具コーナーはよく見ていたのです。

　そこで発見したのが、デルフォニックスのRollbahnスリムのメタリック。なにこれ、ピカピカ光っててカッコイイ！　と、シルバーメタリックの表紙にひと目惚れして、とりあえず購入してみました。410円ナリ。

　Rollbahnは、Moleskineを愛用している頃に、何度か浮気して買ったことがあったんですね。同じくゴムバンドやポケットが付いているメモ帳ということで。でも、その時はリングノートなのがひっかかって、あまり使わなかったんです。リング部分が邪魔でかさばるし、書きづらいなと思ったんですね。

　ところが、今回、なんとなく使い始めてみたら、リングノートのメリットに気づきました。
　まず、反対のページを後ろに折りたたむことで、省スペースに使える。広げておけるので、デスクに出しっぱなしにしておきやすい。まぁ、この辺はよく言われるリングノートのメリットなんですが、僕はページを破きやすいというのも大きいと思いました。
　僕はこのRollbahnを、あくまでもメモ帳として使っているので、使い終わったら、どんどん破り捨てることにしています。保存しておきたいメモの場合は、Evernoteにテキストとして書き写すか、あるいはiPhoneで撮影しておきます。基本的に保存のデータベースとしては使わない。常に現在、作業中のメモだけがある状態にする。
　Rollbahnは、一応ミシン目もついているので、綺麗に破けて、それを後ろのクリアポケットに入れて保存するなんてことも出来るんですが、まぁ、そんな面倒くさいことは、まずしません。書き写すか、iPhoneで撮影して、どんどん捨てていきます。
　大事な情報だったら、メモ帳に眠らせておくよりも、少しでも早くEvernoteに整理して保存しておくべきなので、できるだけ破り捨てるようにすることを習慣づけておくと、面倒臭がらずに整理するようになりますね。
　Rhodia的な使い方と言ってもいいですね。

　さらにリング部分にボールペンを挿せることに気づいて、俄然便利になりました。今まで、手帳の筆記用具をどうするかは悩みの種だったんですよ。
　MOLESKINEを使っていた時には、「Lim Book Mark Sleeve」なんて高価なペンホルダーを付けてましたし、「薄いメモ帳」もペンホルダーが付いていることに惚れ込んでましたしね。とにかく、メモを取りたいと思った時に、さっとペンを出せないとイヤなんですよ。
　なので、リング部分に細身のボールペンなら何でも入れられるというのは大発見でした。
　ちなみにボールペンはゼブラのノッククリスタルケアKC80CR青
。ええ、青インクで書くと記憶力がよくなるとか何とかいう記事を読んだもので（笑）。

　というわけで、僕の現在のモバイル＆メモ状況。ポケットには、iPhone5S（＋cheero Leather Case Washed Leather）とRollbahnスリムメタリック、そしてバッグの中にはiPad miniとA5ノートが常時待機。取材や打ち合わせの時には、このA5ノートの方でメモを取って、やはりすぐにiPhoneで撮影するようにしています。
　ちなみにこのA5ノートにはスガタ Refined Color　 RE007B
というカバーをつけているのですが、これはペンケースが付いているというブックカバーで、ペンケースを別に持ち歩かなくて済むので、非常に便利です。
　さて、この体勢はいつまで続くかな（笑）。