ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

高原野菜とカツの弁当(1000円/山梨県/A-4)

https://www.instagram.com/p/BeExFh5H174/

 さて、後半戦です。後半戦のチラシ、見開きの掲載駅弁が72個中41個の変わっていて、新鮮ですねぇ(昨年は32個交代)。
 後半戦一発目に選んだのは、山梨県中央本線小淵沢駅の「高原野菜とカツのお弁当」です。え、野菜がメイン? カツよりも先に書いちゃうの? 弁面を見てみると確かにおかず部の半分以上を野菜が占めているという異色の駅弁です。
 しかし、この駅弁、1970年からのロングセラーだというから驚きますね。そんな昔から高原野菜を活かした駅弁を作ろうなんて発想があったとは!
 確かにパッケージも時代を感じさせるレトロで可愛いデザインです。
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 野菜は、レタス、セロリ、キュウリ、ミニトマト、カリフラワー。そしてコーンやしめじ、茎さつま、リンゴ、山ごぼうというラインナップ。キューピーのレインボードレッシングが付いていて、これをかけてサラダとして食べるわけです。レタスやキュウリの緑にトマトの赤、レモンやコーンの黄と彩りもキレイ。最もカラフルな駅弁と言ってもいいかもしれません。
 いや、これが美味しくてビックリ。特にシャキシャキとしたレタスの素晴らしさよ。駅弁の野菜を美味しいと思ったのは初めての体験ですよ。もう一袋「味なお塩」というのもついてくるので、お好みで塩で食べるのも素材の味がよくわかっていいのかもしれないですね。
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 さらにカツはチキンカツが3つ。製造元の丸政さんは、甲州かつサンドでおなじみなんですが、僕はあのかつサンドも豚より鶏の方が好きなので、チキンカツというのは歓迎です。こちらも安定の美味さなわけですよ。ちゃんとマスタードも付いているあたりも嬉しい。
 いや、でも、そのカツを凌駕するサラダの美味さよ。なるほど、確かにこれは生野菜メインの駅弁なのだな、と思いましたね。
 あと、駅弁にはめずらしくご飯部が白米一発。炊き込みご飯でも混ぜご飯でもなく、上に何も乗ってない。漬物すらない。この潔さには惚れ惚れしましたね。野菜とカツだけで、十分だろう、という丸政さんからのメッセージをしっかりと受け取りましたよ。

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