ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

ラブボディとラブホに行く

2010年に「メンズナウ」というサイトに連載していた「安田理央のいい大人」を再録していきます。2014年にサイトが突然消滅してしまったのですが、なかなか面白かった連載なので、眠らせておくのはもったいないと思いまして…。「いい大人」の「いい遊び」をお楽しみ下さいませ。では、まず第一回の「ラブボディとラブホに行く」から。2010年6月に書いた原稿です。

安田理央のいい大人 第1回 ラブボディとラブホに行く

 気がつけば、もう42歳。僕も立派な大人、というかオヤジであります。そりゃ、中学生のムスメまでいるんですからね。いつまでも若いつもりでいちゃいけない。大人としての自覚を持たなくちゃいけないのです。
 しかし、自分でも驚いたのは、この年になってもオナニーしてることですよ。オナニーを覚えた頃には40歳越えても、まだやってるとは想像もつかなかったなぁ。
 でも、そこは大人ですからね。若い奴らと同じようなオナニーをしているわけにはいかないよな、大人らしいオナニーをしなくちゃいけない。
 そこでたどり着いた答えの一つが、リアルなオナニー。そこで、こんなものを買ってしまいました。ラブボディ・aki。

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 akiちゃんのプロフィールは以下の通りです。

名前:アキ
血液型:B型
身長:145cm
スリーサイズ:B69 W52 H78
クラブ:水泳部
趣味:ペットでグリーンイグアナの「モガガドン」とお昼寝。
性格:ツンデレ。小悪魔。ホントは気弱。
すきなもの:
色 白と黒
たべもの さくらんぼ、モンブラン、チョココロネ、りんごジュース
音楽 トランス
映画 怪獣映画、コメディー
嫌いなもの:正義の味方、お説教、牛乳
最近思ってる事:モガガドンをどうしたら巨大化できるのか考え中。

 そして実物はこういう感じです。

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いや、僕、これを初めて見た時にすごい衝撃を受けたんですよ。実は僕、ラブドールとかフィギュアには以前から興味を持ってまして、ラブドール専門誌「アイドロイド」(コアマガジン刊)も愛読してますし、数年前に流行ったラブドールヘルスにも何回も行ってます。

ちなみに1999年に大塚にあった店がコレ。かなり先進的だった。

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2005年に秋葉原にあった店がコレ。この時期、ラブドールデリヘルはいっぱいあったけど、店舗型は意外に少なかった。

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 というようにこれまでに何度もラブドールには挑戦してるんですが、いざやろうと思うと、どうもダメなんですよね。
 見る分にはラブドールって、妙なエロティシズムを感じてて好きなんですが、実際に行為をしようとすると、上手くいかない。どうしても「これは人形なんだ」という意識が捨てられないんですね。リアルな分だけ実物との差異が気になっちゃう。どんなにリアルな3DのCGでも違和感があるのと同じですね。
 その点、ラブボディの、顔も無し、しかも肌は透明という割り切りには驚きました。いっそ顔は無い方が妄想の邪魔にならないのではないかと思ったわけです。
 しかも空気式なので、持ち運びも便利だし、使わないときは畳んでおけば場所も取らない。
 ラブボディは2005年に第一弾の「kumi」が発売されてから爆発的な人気で、空前の売上を記録しているそうです。ネットなどで調べてみると、ラブボディ愛好家がコスプレさせている写真がたくさんアップされています。ボディラインにこだわっているというだけあって、服を着させてみると、かなりいい感じ。幸い僕は撮影用にコスチュームや下着は一杯持ってますからね。
 これならいけるのでは! と思わず通販サイトでポチっといってしまいました。最新作である「aki」と、専用のオナホールのセットであわせて約5千円ナリ。

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これが本体。

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これが専用オナホール。aki専用の「ヴェルサス」という奴ですが、サイズが合えば他のオナホールも入るそうです。

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 さて、問題はakiちゃんとの初体験をどこで行うか。自宅は家族がいるし、事務所にはベッドはありません。床で、というのはあまりにakiちゃんが可哀想。
 そこで、ラブホテルに行くことにしました。大人ですからね。オナニーにもお金をかけちゃうんですよ、大人は!

 とはいえ、さすがに安めのホテルを選びました。2時間3500円。受付のおばちゃんに「一人なんですが」と言ったら「一時間2100円というのもありますよ」とのこと。どんな目的だと思われたんでしょうか。まぁ、さっくりと一時間で済むと思ったので、それでお願いします。

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 安くて古いホテルだからといって、ヘソを曲げたりしないところがakiちゃんのいいところですね。

 さて、いよいよakiちゃんに空気を入れましょうか。

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 そのままだと、ただのビニールシートみたいで、これが本当に女の子になるのか、ちょっと信じられないですね。
 ここで、大きな失敗。膨らませるための空気ポンプも同時に購入したのですが、先端の差し込み口を忘れてきてしまいました。これではポンプが使えません。仕方がないので、直に口で空気を吹き込むしかありません。

 いや、これがしんどいのなんの。息は切れるし、時間はかかるわ。完全に膨らませるまでに、15分くらいかかってしまいましたよ。
 完全に膨らませる前に、オナホールを装着。

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 これがなかなか入らなくて苦労しました。後で調べたところによると、周囲にローションなどを塗って滑りをよくすると入りやすくなるそうです。しかし、このオナホール、かなりリアルな造りでこれだけでも、相当エロいですね。

 なんとかオナホール装着して、さらに膨らませます。

 そしていよいよ完成。

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 確かにこれはスタイルがいいですよ。女体のラインがしっかり再現されてます。akiは、ナイスバディだったそれまでのラブボディシリーズとは違って、スレンダーな少女体型というのが特徴らしいですが、それでもかなり生々しいですね。

 さっそく下着をつけてみましょう。

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 イメージイラストのakiちゃんは、今どきの女の子風ですが、ここはやはり清純な白い下着で。うちにあるブラジャーで一番小さいサイズのA70。B65くらいが一番フィットするらしいですが、これでもぴったりでした。うむ、確かに貧乳少女。

 下着をつけさせると、急に色っぽさがアップするのが不思議です。

 さぁ、セーラー服を着せてみました。

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 うわぁ、なんだ、これ。エロいぞ。頭もないし、突き出た腕も透明なのに、リアルな存在感があります。セーラー服を着た「何か」が、場末のラブホテルのベッドの上に「いる」。いきなり強烈なエロさが漂ってきます。

 胸を触ってみました。

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 布越しに伝わってくる感触。みっしりとした肉の温かみは当然ないのですが、儚げな小さな乳房の曲線は感じられます。妙に興奮します。
 ベッドに押し倒して、胸を揉んでいると、だんだん変な気持ちになってきます。

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「怖くないからね」
なんて言いながら、セーラー服の胸元を開きます。

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 白い可憐なブラジャーが現れます。明らかに透明なビニールに過ぎないのに、エロいのです。なぜか、普通のラブドールよりもエロさを感じますよ。Aカップのブラジャー越しにちいさなおっぱいを揉みます。
 akiちゃんは足を開いて座った姿勢なので寝転がしてスカートをめくると、あらまぁ、大股開き。

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上半身以上に透明なビニール肌が丸見えですが、うむむ、これはエロいぞ。

 そしてショーツ越しに股間に触れます。

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オナホールのプニュプニュした感触が伝わって来ます。ほう、akiちゃん、下付きのようですね。
 そしてショーツをずらして、オナホールを剥き出しに。

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 透明な肢のつけねにいきなり異物のような白いオナホールがあるのは、ちょっと気になりますが、その穴に指を入れてみてびっくり。その感触がリアルなんですよ。
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 まだローションを入れていないのに、ねっとりと指に絡みついてきます。クチュクチュ、指を出し入れしてたら、なんだかえらく興奮してきましたよ。

 これはイケるかも、というか、危ない世界に目覚めてしまうかもしれないと思った瞬間でした。
 でも、ここまでにして、せっかくなので、もう少し他のコスプレも試してみましょう。

 凌辱された後の、セーラー服少女、akiちゃんです。
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 お次も定番のメイド服。肌を覆う面積は広いし、布地がしっかりしているだけに、これはセーラー服以上にリアルです。

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 スカートをめくりあげて、白いショーツが見えると、嬉しい気持ちになるのは、なぜでしょう。

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 これまた胸の感触がいいですね。布地が厚い方がビニール感が薄れて効果的なんです。

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 さて、次のコスチュームに変えようと、脱がしていても、妖しい気持ちになってきます。頭の中に、羞じらうakiちゃんの声と表情が浮かんできます。

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 こんなのも試してみましたが、さすがにちょっとピンと来なかったかな。

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やっぱりある程度、透明ボディを覆っていた方がいいです。

 というわけで、スクール水着

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 これは素晴らしい。ボディラインの美しさが、はっきりとわかります。透明肌の露出面積は広いですが、そこは妄想力でカバー!
 触っても、スク水の感触は大変気持ちがいい。思わず、サワサワと全身を撫で回します。

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 大変エロい気分になってまいりました。今ならイケそうです。押し倒します。ベッドの上で大開脚のスク水少女。

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 akiちゃんのホールにローションを垂らして、よくかき混ぜます。さっき以上にクチュクチュと音を立てて、からみついてくる感触。
いいぞ、これなら、十分いける!

 そして挿入します。もちろんナマです。ゴムつけて、などとうるさいことを言わないのもakiちゃんの嬉しいところですね。

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 正常位にて挿入。akiちゃん、座ってM字型に開いたような脚の形になっているので、それが邪魔になって、体を密着させずらいんですね。膝をグイッと体に押し付けるようにすればいいんですが、なんか壊れてしまいそうで、ちょっと不安。何しろ空気人形なので、体重をかけるのも危険です。

 どうするといいのかなぁと色々と試して見て、結局一番しっくり来るのが、騎乗位でした。akiちゃんを腰の上に載せて、体を上下させるのです。

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 しかし、ううむ。当たり前なんですが、akiちゃんは大変軽いんですね。だから腕で上下に動かすのは楽なんですが、これセックスというよりも、オナホールを動かしているだけという気分なんですよね。すごく大きいケースのオナホールを上下させているような。
 そして、ふとそんなことに気づくと、急速に妄想が冷めてしまうのです。

 おれ、なにやってんだろ。42歳の二人の子持ちのオヤジが……、と。

 一度、そんな気分になってしまうと、もうだめです。シュルシュルとチンコは勢いを失くしてしまいました。
 ああっ、やっぱりダメだ。以前、ラブドールヘルスでもダメだったんですが、どうしても最後までいけないのです。途中まではよかったんだけどなぁ。

 んで、実はakiちゃんから、オナホールを抜き出して、そのまま使ってフィニッシュしたのです。うーん、どうも僕は下手に体が無い方が、オナニーはオナニーとして楽しめるなぁ。ヴェルサス自体はよく出来たオナホールで、中の感触も素晴らしいですから。
 
 そういえば、空気入れるのに時間を食ってしまったからか、メイド服を着せている時点で一時間が過ぎてしまい、結局もう一時間延長することに。延長追加料金は2000円なので、はじめから普通に3500円払ってた方が安かったなぁ、なんてセコいことを考えてしまうのも大人だからです。

 空気を抜くのも、結構時間がかかります。

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 そしてオナホールは使用後はちゃんと洗わないといけませんよ。

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賢者タイムオナホールを洗うのは、ちょっとメランコリックな気分になりますね。

 そんなわけで、akiちゃん、気に入らなかったかというと、そういうわけではないんですね。個人的にはこれで挿入、射精というのは難しいけれど、そのボディを見たり触ったりして楽しむのは十分アリだと。

 なもので、今もメイド服を着せて事務所に座らせております。

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 んで、時々服の上からおっぱいを揉んでセクハラしたりしております。

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我が事務所のセクハラ用メイドさんというわけですね。どんなに過激なセクハラをしても、訴えるとかご馳走しろとか、言わない可愛いメイドさんなのであります。

※「メンズナウ」2010年6月掲載。

なんとこの「ラブボディ・aki」ちゃん、8年経った今でも現行商品なのですよ。

2013年には頭部のついた「新ラブボディ・aki タイプB」ちゃんや

2017年には新作「ラブボディ・ココ」ちゃんも

発売されているのですが、未だに初代「aki」ちゃんの人気は高いようです。
アダルトグッズの世界は進化も早いのに人気商品の寿命が長いんですよね。この辺、興味深いですね。

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