ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

ながさき鯨カツトルコライス弁当(1300円/長崎県/A-5)

https://www.instagram.com/p/Bsz2xNkDJDv/
 昨日は毎年恒例の「駅弁とゆくロマンスの旅」、通称ロマ弁でした。駅弁大会仲間とロマンスカーに乗って駅弁を食べるというイベント。だいたい箱根に向かって、かっぱ天国で温泉、もしくは足湯につかって、そのまま帰るわけです。あくまでもメインの目的はロマンスカーで駅弁を食べることですからね。
 この日にどんな駅弁を選ぶかが、重要なわけです。下手な駅弁を選ぶと仲間に笑われてしまいますからね! なのでチラシを手にした時から、ロマ弁に何を持っていくかを、まず考えるのです。
 ロマ弁では当然飲むわけですから、酒のつまみとして成り立つ駅弁がよいわけです。となると、おかず一本勝負よりも色々と入ってる方が向いている。そうした点からも考えて、今大会でまず候補に上がってきたのがこの「ながさき鯨カツトルコライス弁当」だったわけです。

 ながさき鯨カツ弁当は2006年に大会に初登場して以来、愛している駅弁です。鯨カツというものがこんなに美味いとは! と食べる度にうっとりします。ちょっと駄菓子っぽいテイストもたまらないんですよね。ご飯にも合うし、ビールにも合う。
 そこにさらに長崎名物であるトルコライスを加えた駅弁! トルコライスというのは、基本的にはピラフの上にナポリタン、トンカツを載せたプレートランチ。この上にカレーを加えたりと、いろんなバリエーションもあります。都内で食べられる店はあまりないのですが、見かけるとつい頼んでしまいます。
 この「ながさき鯨カツトルコライス弁当」は、とんかつの代わりに鯨カツ、さらに鯨肉のハンバーグ、ナポリタンという組み合わせ。これは食べないわけにはいきません。そしてロマ弁というハレの日にふさわしい! きっとビールにも合うはず!
https://www.instagram.com/p/BszMldhjm3d/
 さて、仲間とロマンスカーに乗り込み、すぐに「ながさき鯨カツトルコライス弁当」の包みを開きます。鯨カツの味は十分わかっているので、まずは鯨ハンバーグをパクリ。
 ……む、なんだこのねっとりとした食感は? 豚・牛のミンチとは明らかに違う味。臭みはないけれど、ちょっとレバーっぽいような、馬肉のような味わいのような……。うーん、正直美味しいかというと、ちょっと難しい。
 そして、鯨カツのいつもと変わらぬ美味しさよ。ああ、やっぱり普通の鯨カツ弁当にしておけばよかった、という気持ちになってしまいました。あと、トルコライスを名乗るなら、白いご飯じゃなくてピラフにしてほしかったなぁ。

 いや、決して美味しくなかったわけじゃないんですが、ノーマルの鯨カツ弁当の偉大さを改めて感じることとなりました……って、「味くらべどまん中」の時と同じことを言ってますね(笑)。

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