おなじみ厚岸の氏家かきめしの新作。かきめしに、焼きサーモンハラス、イクラ、ホタテを追加。
かきめしの美味さは言うまでもないですが、焼きサーモンハラスが脂が乗っていて、実に美味しいです。あんまり美味しくて思わず声が出ました。
贅沢を言えば、やっぱり牡蠣をもう少し食べたくなりますね。ホタテの分を牡蠣にしてくれたら……。イクラも無くていいから(笑)。
いや、しかし、この焼きサーモンハラスとかきめしのタッグは強力。
もしかしたらこれ、今大会ナンバーワンの美味さかも。
今日で前半戦も終了。ということで、明日からは輸送になってしまう郡山駅の海苔のりべんを食べることにしました。
海苔のりべんの美味さについては、もう何度も書いてきましたので、改めて書くことはございません。食べる度に「ああ、美味いなぁ、これ」と思います。特に主役であるのり弁の部分。もう、おかずとか無くてこれだけでも、千円払うな、と。
rioysd.hateblo.jp
rioysd.hateblo.jp
ところでこの海苔のりべん、なぜかネット事前予約ランキングでは1位になってたそうです。会場では別に並ばないで買えるんですけどね。テレビかなんかで話題になったのかな?
沖縄と並んで「駅弁のない県」である徳島県が、「藍よしのがわトロッコ」運行開始
を機に徳島県の駅弁が4年ぶりに復活。ということでかつての人気駅弁「阿波尾鶏とりめし」をリニューアルした駅弁ということです。
鶏肉そぼろ、玉子そぼろが敷き詰められたご飯の上に阿波尾鶏の塩焼きが乗っているという、まぁ、鶏めしとしてはオーソドックスな作りではあるのですが、特長は徳島県名産のすだち果汁と、馬市特産の唐辛子を使った「みまからドレッシング」が添えられているところですね。
すだち汁をかけると、鶏肉がグッと爽やかな味わいになって、これは美味しいですね。みまからというのは激辛唐辛子らしいんですが、このドレッシングはそれほど辛くはないんですが、ちょっと独特の味がありますね。
この二つの調味料、鶏肉だけじゃなくて、そぼろご飯にかけても、なかなか美味しいです。
切り干し大根、ひじき煮、ピリ辛きゅうり漬け、でこまわし(じゃがいもの味噌田楽)と付け合せも充実。
さっぱりとした優しい味の駅弁ですね。こってりとした駅弁に飽きたら、どうぞ。
以前は千円をひとつの目安にした「K点超え」なんて言い方をしていたんですが、近年は平均価格もどんどん上がってきていて、1500円くらいが目安になってきちゃってますね。1200円だと「安いな」なんて思ったりして。
それでも、まだいくつかは千円以下の駅弁はあるということで、今日はそれの中で一番満足感がある駅弁を探そうと思いました。
そうなると、やはり輸送か。おなじみの菜の花弁当(700円/千葉県)や、トンかつ弁当(550円/千葉県)、醤油めし(780円/愛媛県)あたりか。いや、広島浜蒸しかきめし(980円/広島県)、信州名物山賊焼弁当(980円/長野県)なんて手もあるな…。
などと4F輸送ブースを見ていて、目についたのが、この名古屋の松浦の味噌ヒレカツ重。味噌ヒレカツでK点超えないというのは嬉しいじゃないですか。実は味噌カツは、あんまり好きじゃないんですけど、それでも惹かれるものがあって購入。
ご飯の上に味噌カツが12切れ。付け合せはわさび菜おひたしのみという潔さ。そしてすりごまと半熟玉子。
味噌ダレはそれほど甘くなくて助かりました。本場名古屋で食べると、めちゃくちゃ甘いんだよね(笑)。そして、半熟玉子にからめて食べるとマイルドになって二度美味しい。
うん、千円以下でこの満足感は、なかなかのものではないでしょうか?
これもチラシを見た時から気になってたんですよ。え、マグロの尾の輪切りが丸々乗ってるの? そんな駅弁聞いたことないよ!
そして実際に見ると、いやぁ、すごいインパクトですよ。だって、面積のほぼ全面を尾の輪切りが占めてるんですよ。しっぽ丼ですよ、これ!
いや、「鮪づくし」と言うだけあって、この尾をどけると下にマグロの刺身が二種類乗ってるんですが、パッと見わからないというのが、またすごい。
とりあえず、尾をフタの方に逃がして、肉をほじくりながら食べるということになりますね。厚みもあるため、食べ応えも十分。皮の部分はねっとりとしてるなど、食感の変化も楽しいし、更に下の刺身も美味しいです。
尾は、ちょい硬めなので、電子レンジでチンすると美味しさがグッとアップします。この時、注意したいのが駅弁まるごど温めると、刺身が台無しになってしまうので、レンジに入れるのは尾だけということです。
インパクトといい、食べごたえといい、美味しさといい、これはオススメしたい駅弁です!
言わずと知れた名弁「ひっぱりだこ飯」ですが、実はコレ、様々なバリエーションがあるんですよ。「金色のひっぱりだこ飯」「銀色のひっぱりだこ飯」とか、そして「世紀の対決!ゴジラ対ひっぱりだこ飯」とか「ハローキティ版ひっぱりだこ飯」とか「伊右衛門版ひっぱりだこ飯」とか、コラボにも積極的で、それぞれ壺も違う。なのでコレクションしてる人もいるわけです。
うちの #ひっぱりだこ飯 並べてみた。
— 山琴 (@yamacot) 2021年12月21日
茶/金/黒(ゴジラ)/緑(伊右衛門)/銀/桃(ハローキティ)/黄(コープこうべ100th)/藍(父の日)/金(イトーヨーカドー100th)/赤(パパたこ)/橙(イズミヤ100th)/空青(海と日本PROJECT)/珈琲カップ/お猪口/蓋(旧型)/蓋(新型)#淡路屋 #駅弁 pic.twitter.com/SEyDk3NhWe
そして新作の「たこ壺カレー」ですよ!
真ダコの旨煮とカラフルなパプリカの下にはドライカレー! 少し甘めの出汁で炊き上げたミンチとカレーのスパイシーさ、そしてタコが見事なマッチング。うん、これは美味い。もちろんひっぱりだこ飯の定番である、ご飯の中に埋められたボールも健在。
壺のタコもしっかりターバンを巻いたカレーバージョンになってます。
ひっぱりだこ飯は、バリエーションでも裏切らないですな!
さてロマ弁用に二個目は「米沢牛 牛肉どまん中」。おなじみの「牛肉どまん中」のプレミア版です。実は牛肉どまん中の肉って、米沢牛じゃなかったんですね。そこでちゃんと米沢牛を使ったということで、お値段も通常の1250円にも差をつけて2000円!
ノーマル版は牛肉煮と牛そぼろが乗っているんですが、プレミアム版は牛肉煮と錦糸卵という布陣です。そぼろがない分、牛肉煮の量も多めなのかな。さすがプレミアム。
ううむ、なるほど、さすが米沢牛。肉の旨味が違う……と言いたいところなんですが、牛肉どまん中ってかなり強めの甘辛い味付けなんですよね。その味が美味しいわけなんですが、ちょっと味付けが濃すぎて、今ひとつ米沢牛ならではの肉のよさがわからない。んー、なんとなくノーマルより美味しいような気はするんですけどねぇ。どうせなら、牛肉どまん中のバリエーションの塩味だったら、もう少し肉の違いが楽しめたのでは?
そんなことを考えながら食べ進み、付け合せのコーナーを見ると、そこに小さな調味料入れを発見。付け合せにかける醤油かと思ったら、どうも違います。え、ラー油? なぜ? ラー油が必要な付け合せおかずは無いようだし、これは牛肉にかけるということなのかな?
よし、後半はこれで味変だ。ということで、ラー油を牛肉煮に垂らします。うん、味が変わって後半も飽きずに食べられますね! というか、もうラー油の味しかしねぇ! いや、それはそれで美味しいんだけど、よけいに米沢牛ならではの味はどっかに行っちゃったよ……。
ノーマル版のバリエーションとして、塩味とかカレー味に並んでラー油味を出すのは悪くないかなと思うくらいに美味しいんだけど、なぜ米沢牛にこれをつけたのか……?
んー、これを買う人がいましたら、ラー油は取っておいて別の料理に使うことをオススメします、はい。