ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

肩書きは「エロ系ライター」でお願いします

 今週の「anan」にコメンテーターとして登場しました。やっぱ、「anan」影響力ありますな。色んな人から「見ましたー」と言われました。これで文化人としてモテモテになる予定なのですが、まだその予兆もありません。
 で、ここで僕の肩書きは「風俗ライター」になっています。この時のテーマが「女性主導! 今宵はとっておきのセックス・テクで男を虜にしてみせよう」ということで、僕はソープランドなどの風俗テクを語っているので、ま、風俗ライターがいいかなと思って編集の方には、そう言っておいたのですが、実際には僕は今、風俗ライターではないんですね。
 確かに以前は、風俗関係の仕事が大半を占めていましたので、「風俗ライター」だと自称してました。しかしここ数年、風俗関係の仕事はほとんどやってないんです。今では月2本しか風俗関係の連載はやってませんし、それも潜入ルポと自腹で遊びに行った話を書いているだけなので、お店にアポ取って取材して、という仕事は全くやってないんですね。
 で、昨年に「風俗ライター止めました」宣言をしてます。いや、別に宣言したからって、風俗関係の仕事が来ればやるし、今回の「anan」のように、「風俗ライター」の肩書きの方がいいと思えば、平気で使ってるんですが。
 しかし、じゃあ、どんな肩書きを名乗ればいいのかというと難しいんですね。今、僕のやっている仕事の内訳でいうと、一番大きいのが袋とじなどの企画グラビアの制作。それから風俗だったりAVだったりエロ業界の話だったりのコラムや、エロ業界を舞台にした半実話小説など。後は、撮影だったり、エロと無関係な仕事だったり。それからAV監督の仕事もあるか。
 つまり、実はライターですら無いという感じなんですね。ただ、気持ち的には自分はライターだと思ってます。ライターがついでに撮影したり企画構成したりしているという気持ちなんですね。肩書きとしては、あくまでも「ライター」だと言いたい。
 でも、何ライターなのかと言われると難しい。まぁ、エロライターというのが一番正解なんですが、僕はどーも、このエロライターという語感があんまり好きじゃないんですね。座りも悪いし、なんつーか、直接的すぎるというか、偽悪的っちゅーか。自ら「売文家」とか「雑文家」なんて言うような、かっこ悪さを感じちゃうんです。
 とりあえず僕は「エロ系ライター」という言い方をしてます。「系」の一字を入れることによって、少し雰囲気を和らげようという…、和らいでないですか、そうですか。
 そういう意味では風俗ライターって、語感がよくて使いやすかったんですよね。なので、今でも使っちゃったりするんです。
 なんか、いい言い方って無いかなぁ。

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