ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

カシオ エクシリムEX-S500

 愛用していたデジカメ、ソニーのサイバーショットF77がイカレました。VAIO-Zと足並みを揃えるように昇天。同期機能もあるのか、ソニータイマー(笑)。
 サイバーショットは初代のF1(96年)から気に入って、その後もF3、F77と使い続けております。やっぱね、首振りレンズっていいんですよ。ツーショット自画撮りは楽しいし、潜入取材の隠し撮りの時なんかは特に便利(笑)。
 で、まぁ、次に買うのも首振りレンズがいいなぁと思ってデジカメ売り場を流したんですが、今は首振りレンズ型のデジカメってほとんどないんですね。デジカメならではのメリットなのに、首振りレンズ。みんな自画撮りツーショットとか、やらないのかなぁ。携帯電話では、自画撮り機能充実してるのに。
 仕方ないので、首振りをあきらめて選んだのが、カシオのエクシリムEX-S500です。最初に買って感動したデジカメがQV10ですから、カシオにも思い入れありますし、初代エクシリムが出た時は「なんだ、この薄さは!」と発売日に購入したものです。ま、初代エクシリムは接写モードがなくて、画像メモとしての用途も多い僕には使いづらくて、すぐオオツボに譲っちゃったんですけどね。
 あれから3年。エクシリムは初代以降、どんどん機能が多彩になったけれど、厚みも増していって、なんだか普通のカメラになっちゃったなー、なんて思っていたのです。ところが、先日のマンガ家ナイトで、パチパチと嬉しそうに写真を撮りまくっていた、けらえいこさんのデジカメがエクシリムの最新機種。見せてもらうと、実にいい質感なんですね。モニターも2.2型のTFT液晶で大きいし、撮影時にみょ〜んと飛び出すズームレンズもユーモラスで可愛い。この薄いボディのどこにこんな大きなレンズが格納されてるんだろうと思うほどです。
 気になって、後で調べてみるとこのEX-S500、動画に強いデジカメというのが売りで、640×480ピクセルで秒間30コマ、つまりテレビサイズでムービーが撮影できちゃうというじゃないですか。これなら、ちょっとした撮影ならDVカメラ要らず! いやね、最近、携帯電話でムービーをチョコチョコ撮ってるんですけどね、これが実に楽しいんですよ。EX-S500なら携帯電話感覚で、気軽に高画質なムービーが撮れそうじゃないですか。
 こうなると他のデジカメはもう目に入らない。あまり検討もせずに買っちゃいました、EX-S500。ビックカメラで45800円(税込)でした。いやぁ、本当に薄いね、これ。11mmという驚異の薄さだった初代には及ばないけれど、この機能で光学3倍ズームついて16mmというのも凄いですよ。動画録画用のボタンが独立して用意されているのも、嬉しいところ。うむ、これならスナップ感覚、メモ感覚で動画が取れちゃうじゃないですか。1.5型のF77のモニターに慣れた身には2.2型は嬉しくなるほど広大。そりゃ、ボタンが小さすぎて押しづらいとか、マクロが17cmって弱すぎ(接写に弱いのはエクシリムの伝統?)とか、気になる点は色々あるのですが、持っているだけでワクワクする感じがするデジカメって久しぶりじゃないですか。
 さっそくセミハードのPCカードメディアケースを買ってきてEX-S500を収納*1。カードサイズだから出来る芸当です。初代エクシリム買った時もソフトPCカードメディアケースをケース代わりにしたっけ。いや、実は今、PCカードのメディアケースって売ってないんですね。PCカードってあんまり使わなくなったから。秋葉原ウロウロしても、なかなか見つかりませんでしたよ。
 640×480ピクセルで撮る動画は、さすがに綺麗。テレビに出力してみたら驚きましたね。そりゃDVなんかに比べると画質の点では及びませんが、気軽に撮れるというメリットを考えれば十分。あー、これから子供の映像はみんなコレで撮ろーっと。
 しかし、「液晶でかーい」なんて感動してたけれど、比べてみたら僕の使ってる携帯電話W21CAの方が液晶が大きいことに気づきました。うわ、今の携帯電話って、すげえ液晶デカかったんだなぁ。ちなみにこの携帯もカシオ。なんか、すっかりカシオファンみたいですね、僕。いや、好きなメーカーですけど。

*1:ケースに入れないと、ボタンを押しちゃって誤動作しやすいという欠点もあるんです。ロックできないのは残念。

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