ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

*[物産]全国名産お取り寄せリスト

有楽町「むらからまちから館」

「週刊SPA!」11月8日号(扶桑社 10月25日発売)で「ビンボー流名産お取り寄せマップ」として書いた記事のリストを再録します。物産展マニアとして全国13品目を紹介しています。ビンボー流というのは「地方の名産といっても調味料などは、高級品でもたかが知れている値段です。でも、いい調味料を使うと味が全然変わりますからね。食材にお金をかけるよりもコストパフォーマンスがいいんです」ということです。誌面の都合で「お取り寄せ」となっていますが、僕は基本的に物産展や各県のアンテナショップなどで購入することが多いです。あと、誌面ではマップ表示でしたが、今回は個人的なランキングをつけてみました。

1位:四万十のり(高知:土佐のいずた屋)
海苔の佃煮は数あれど、そして四万十海苔の名前を冠した商品も数あれど、ウチの定番は「いずた屋」のみ。ほどよい甘さと海苔の香り。これさえあれば、どんぶり飯3杯は楽勝。わさび味などのバリエーションもあるが、やはりノーマル味をオススメ。*池袋・東武百貨店地下にて購入可。

2位:昆布しょうゆ(福井:ヤマトタカハシ株式会社)
広島の牡蠣しょうゆなど、ダシ入りしょうゆは色々試して、どれも美味いのだがベストワンはこの昆布しょうゆ。親が北海道昆布館のおみやげで買ってきて以来、我が家の定番に。何に使っても、グッと味に深みが出るが、特に玉子かけご飯が絶品。

3位:川口納豆(宮城:有限会社 川口納豆)
有楽町「むらからまちから館」で売り上げ一位を独占し続けている超人気商品。小粒の豆ひとつひとつにギュッと旨味が濃縮されていて、これを食べると、大量生産の納豆がひどく間抜けな味に思えてしまう。納豆は冷凍保存できるのでまとめ買い! *有楽町「むらからまちから館」池袋「宮城ふるさとプラザ」で購入可。

4位:キャベツのうまたれ(福岡:くばら)
博多の焼鳥屋の定番である酢しょうゆキャベツの味を家庭でも再現できるタレ。さわやかな酸味で、これをかけるとキャベツがいくらでも食べれてしまう。ノンオイルドレッシングとしてサラダに使ったり、冷奴にかけるなど応用範囲も広くていい。*スーパーなどでも売ってるところ多し。

5位:生ソース中濃(東京:東京都ソース工業協同組合)
地ソースコレクターの私が最も気に入っている一本。非加熱製法でつくられているため、野菜と香辛料の味がしっかり残っている。甘味と酸味が強いがくどさはない。これでフライと千切りキャベツを食べると、美味すぎて止まらなくなって危険。*スーパーなどでも売ってるところ多し。

6位:ドライカレーペースト(東京:デリー)
ご飯といっしょにフライパンで炒めるだけで東京を代表する老舗店のドライカレーが完成。ルーだけではなく、ちゃんと具も入っているのがポイント高い。20年以上の歴史を誇るロングセラー商品。うどんと炒めてカレー焼きうどんにしても美味。

7位:ポークジャーキー(神奈川:三原畜産)
ビーフジャーキーよりも、安くてソフトでジューシー! 国産豚ならではの深い味わいにうっとり。ビールのつまみに最高だ。キムチ味、ガーリック味、梅味、山ぶどう味とバリエーションも豊富。添加物、塩分、糖分を少なくした子供用もアリ

8位:風に吹かれて豆腐屋ジョニー(茨城:三和豆友食品
奇抜なネーミングとサーフボードを模した形状で話題の豆腐だが、沖縄県糸満市沖海水で作られたにがりに、北海道産丸大豆使用と、中身にもこだわりがある。プリンのような舌触りと、濃厚な味わいはクセになる。男前豆腐もアリ。サイトは必見!*スーパーなどでも売ってるところ多し。

9位:しそわかめふりかけ(山口:井上商店)
ふりかけも贅沢な食材を気軽に楽しめる物産品。松茸や鯛、鮪、伊勢海老などのふりかけもあるが、今、ふりかけフリークの間で最も注目されているのが、これ。ワカメとシソというシンプルな組み合わせなれど、やみつき必至!

10位:柚子こしょう(福岡)
ペッパーではなく、唐辛子と柚子と塩を混ぜた調味料。九州地方では、唐辛子をこしょうと呼ぶらしい。スッキリとした辛さと爽やかな香りは、鍋物にぴったり。また素麺や焼き魚の薬味にも使える。ハマると何にでも入れて試してみたくなる。地元ではワサビの代わりに刺身にも。*どの銘柄がいいかは、まだ研究中…。

11位:ふかひれ粥(宮城:気仙沼ほてい)
鮫の水揚げ日本一を誇る気仙沼ならではのふかひれと宮城名産ひとめぼれによる贅沢なお粥。中華の高級食材であるふかひれも、レトルト粥なら一食あたり、わずか約200円! レトルトや缶詰のお粥やスープは安くて美味しく狙い目。*有楽町「むらからまちから館」で購入可。

12位:深谷たまご(埼玉:荻野商店)
 なんと緑茶で育てたという鶏の玉子。普通の玉子の7〜8倍の値段だと考えると高価だが、それでも一個あたり約80円。もっとも手軽に贅沢気分を味わえる食材が玉子なのだ。緑茶成分が効いているせいなのか、黄身の盛り上がりが明らかに違う。*有楽町「むらからまちから館」で購入可。

番外編:アンゴスチュラ・アロマティック・ビターズトリニダードトバゴ共和国:アンゴスチュラ・ビターズ
海外産の番外編。ラムにりんどうの根からとる苦味成分ジェンチアンなどを配した苦味が強いリキュール。安いウィスキーの水割りでも、これを垂らすと、味と香りに深みが出る。胃薬としても使えるので一本買っておくとお得。

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