ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

第19回 ニッポン全国むらおこし展

 はい、今年も行ってきましたよ。サンシャインシティ「ニッポン全国むらおこし展」。今年は子供を実家に預けて妻と二人で参戦。買うど〜、食うど〜とやる気満々で望みましたよ。会場はおじちゃん、おばちゃんでいっぱい。あー、物産展好きの血がたぎります。
 お昼ごはん食べてなかったんで、まずはイートインの「ふるさと茶屋」コーナーへ直行。まず目についたのが石川県能登の焼きかき(500円)。大行列でしたけど、これは食べたいなぁ。それからカツオのてこね寿司である三重県の漁師寿司(840円)、さらに北海道石狩当別のポテト&チーズ入りのフランクフルト(300円)、そして富山県の地ビール(400円)。これを妻と二人でわけっこして食べました。あんまりお腹を一杯にしちゃうと、試食が出来なくなるからね。でも、やっぱ足りなくて長崎島原のカップそうめん(250円)も追加。カキはちょっとぬるくなってたのがイマイチ。漁師寿司がバカうまでした。
 このイベントは全国の商工会が主催で、地域のPRが目的なので、デパートなんかの物産展と違って安いんですよ。あと販売員もみんな地元の人。んで、とにかく試食が多いの! ほとんどの品が試食できる! 北海道で塩ジャケ食って、青森で塩辛食って、盛岡で冷麺食って、埼玉で出来たての五家宝食って、千葉でピーナッツ食って、クラッカーに乗せた清瀬のにんじんジャム食って、熊本で馬刺し食って、島根でうるめ食って、岐阜でトマトジュース飲んで広島で松きのこ(椎茸と松茸の掛け合わせ)食って、大分ですっぽんゼリー食って…。これが全部タダですよ。さらにお酒の試飲もありますよ。日本酒、焼酎、ビール、ワイン。お茶も各地で色々。はっきり言って試食だけでお腹いっぱいになれますよ。でも、試食でチョビチョビ食べるとですね、なんでもかんでもやたらと美味いのですよ。なんで、つい買っちゃう。危険。なので、ある程度はお腹を満たしておかないと大変ですよ。
 あと、楽しいのは地元からやってきた店員のおじちゃんおばちゃんとのコミュニケーション。「これ去年も買ったんですよ。美味しいですよね」とか言うと(いや、本当に買ってるんだけどね)、必ずオマケしてくれます。みーんな自分の売ってる商品に自信があって、これがいかに美味しいか、東京では手に入らないかを熱く語ってくれるのが、また嬉しいんですよね。実際はこっちのパートのおばちゃんが売ってたりするデパートの物産展とは違うのですよ。
 さて、本日の戦利品。寒干漬け3本(宮崎)招福打ち出し耳かき(茨城)おばちゃんコロッケ5個(埼玉)いずたや四万十のり3個(高知)米あめ(石川)宇治茶(京都)ししゃも(北海道)おろしわさび(北海道)生干しするめ2枚+いか塩辛(青森)永福時みそ(滋賀)もろみ漬け3種(岩手)なめこ2袋(岩手)麦焼酎くろうま(宮崎円)仁手古サイダー(秋田)
 食事分とあわせて計12190円でしたー。

 ああ、楽しい。ああ、美味しい。メガ物産展最高。しかし、現地で衝撃的なニュースを聞きました。この「ニッポン全国むらおこし展」が第19回の今年でオシマイらしいのです。なにやらお上からの協賛金が出なくなるとか。後援を見ると経済産業省中小企業庁の名前があります。こいつらが金をケチるのか! 他の出費を切り詰めても、ここに金出すべきでしょう! 生きた金を使おうよ、ねぇ!
 しかし、一番の楽しみだった「東京ドームふるさとフェア」も1999年で終わっちゃったし、これで「むらおこし展」まで終わっちゃったら、僕らメガ物産展フリークは、どうすればいいんですか! 署名運動とかしようかな、いや、マジに。

 あと、サンシャインシティで同時開催している全国離島のイベント「アイランダー2005」も地味ながら要チェックですよ。

 それにしても、若者が少ないよなぁ。タイフードフェスとかには大挙しておしかけるのに、なぜこっちには来ない! こっちの方が100倍は楽しいのに。試食できるし。

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