ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

滋賀県 草津駅「近江タヌキの万福めし」980円

 本日は輸送駅弁(会場で作る実演ではなく、地元から運ばれてくる)A-0ブース狙い。チラシに載っていない駅弁がかなりあるので、そのチェック。目に付いたのが、この「近江タヌキの万福めし」。駄菓子っぽいパッケージデザインに「あなたの幸運度を占うラッキーかまぼこ付き!!」の文字が躍り、子供だましの駄弁の匂いがぷんぷん。なのに、なぜかこれに惹かれました。まぁ、たまには壷モノを買うのもいいかなと思いまして。
 カップヌードル程度の大きさの陶器(信楽焼?)にはかわいこぶったタヌキが浮き彫りにされています。さて、ふたを取ると、鴨の照り焼きと鴨のスモークが一切れづつ、大振りのタケノコ、そして玉子焼きとギンナン、子鮎などがご飯の上に乗っています。地味と言えば地味なラインナップですね。子鮎の影になにやら不思議な赤い物体が隠れていたのですが、これが近江八幡の名物の赤コンニャクなのだそうですよ。クキクキとした歯ごたえが、なかなか美味。
 器の口径が狭いので、ご飯を食べるにはおかず類を端に寄せていかないと掘り進めず、ちょっと苦労します。致命的なのが割り箸の短さですね。器の深さより短いよ、これ! で、ご飯ですが、日野菜やシジミが炊き込んであるのですが、どうもいくつかの層で味をかえてあるみたいです。日野菜エリアは赤っぽくて塩味、シジミエリアは醤油味。味の変化が楽しめるのはいいですね。
 そしてこの弁当の売りであるラッキーかまぼこ。割と上の層に埋まってました。ついうっかり気づかずに噛んじゃうところでしたよ。はい、大吉でした〜。
 ごきっちり入ったご飯も、ちゃんと味の変化があるので、飽きずに食べ切れます。見た目よりもボリュームあるし。いやいや、駅弁は見かけで判断しちゃいかんですね。なかなかの実力弁だったと思いますよ。さて、この器は何につかおうかな。

ネットの某所では、駅弁大会熱が異常なくらい盛り上がっておりまして、みんな何回も通っておりますよ。いや、火付け役は僕らだったんですけど、みなさんの狂いっぷりが凄いんですよ。「僕は駅弁大会は会期中に3回は行きますよ」なんて得意げに語ってた頃が懐かしい…。

それにしても、駅弁ネタばかりでごめんなさいね。アダルト業界話を期待してる方も多いのでしょうが…。駅弁大会会期中は駅弁のことで頭がいっぱいなんです、僕…。

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