新潟県 新津駅「雪の舞」（970円）福岡県 小倉駅「特製かしわめし弁当」（890円）

　今日もまた朝イチで京王に寄りました。目をつけていた駅弁は、もうほとんど食べたので、輸送駅弁ブース狙いで。いつも10時に行くので、11時到着の「明太子辧富」と14時到着の「レモンステーキ弁当」がゲットできません（涙）。そこで、チラシ未掲載の新潟県「雪の舞」にしました。

　新潟名産の舞茸をメインに、シャケ、ホタテ、アワビの数の子和えと、一見地味ながらも実は豪華なラインナップ。舞茸も量がたっぷり。噛みしめると濃厚な山の旨味が広がります。またシャケが大変美味しくて、びっくり。最近の駅弁はメイン以外のおかずも手を抜いていなくて嬉しいですよね。ホタテとアワビの数の子和えも、もちろん美味。逆にサブが充実しすぎてメインの舞茸の影が薄くなっちゃってるかも。
　ちょっと残念なのは、御飯が固すぎること。冷えてしまうのが宿命の駅弁ですが、御飯が固いと余計に冷たく感じちゃうんですね。噛んだ時に歯が冷えちゃう。
　でも、トータル的には、なかなかの実力駅弁だと思いましたよ。チラシにも未掲載ですが、要注目です。
　あとユニークだなと思ったのは弁当箱の中の仕切りに割り箸を入れるくぼみが空いていること。割り箸も内蔵できるのです。でも、そのために短い割り箸になっちゃうので、うーん、無駄な工夫だったかもー。

　そして駅弁は一日一個と決めてたのに、取材先が西新宿で新宿で乗り換えのため、ついフラフラと夜にも寄ってしまいましたよ（涙）。19時30分ともなると、輸送駅弁は完全に売り切れ！　でも鯨カツ弁当やつぶめしなど、美味しい弁当はまだまだありますよ。本日の夕食として僕が選んだのは、一部で評価の高い小倉駅「特製かしわめし弁当」。
　かしわ飯（鶏肉の炊き込みご飯）の上に、鶏そぼろ、錦糸玉子、刻みのり。おかずは鳥唐揚げに里芋煮、 かまぼこ、厚焼き卵、れんこん煮、昆布煮、きんぴらごぼう、うぐいす豆甘煮。
　かしわ飯は、しみじみ美味いです。上に乗っている具材によって味が変わって飽きません。個人的にはのりが一番好きかな。甘いのが苦手な僕にはうぐいす豆甘煮は、ちょっと要らないなー。派手さはありませんが、堅実な美味さの駅弁です。

　あと今日は茨城県の「ドライ納豆」も買いましたよ。乾燥させた納豆なんですが、口に入れると、おお、納豆の味だ。納豆好きにはたまりません。いつでもどこでも納豆が食べられるのです。