ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

平日のお昼に聚楽でビール

ビールはJ!
 上野駅前の「レストラン聚楽台」といえば、上野を代表する老舗ファミリーレストラン。僕も子供たちを連れて上野動物園や博物館に行く時なんかに、よくここで昼食を食べます。昭和34年開店。昭和で時が止まったようなレトロなムードは大変心地よいですし、店内の中央の小さな噴水やらお子様用メニューの充実やらで、子連れにも最適なんですよ。
 で、ここは実は生ビールが大変美味しいんですね。「上野で一番おいしい生ビール!」というのがキャッチフレーズ。都内でも数軒しかないという500リットル・1000リットルの大型タンクが設置されているそうなんですよ。んで、おつまみなんかも結構充実してます。でも、いつもは子連れですから、せいぜい生ビール2杯くらいしか飲めないんですよ。それでも飲み過ぎですが。
 で、一度、聚楽台で腰を落ち着けて飲んでみたい。しかも空いているであろう平日の昼間に! と思いまして、平日の昼間から飲んだくれられるダメ人間な同志を募りまして、先日実行したのでありました。

 金曜の午後3時に5人で「聚楽台」へ突入。名物(?)の銭湯風巨大下駄箱に靴を入れて、いざお座敷へ。平日の昼間というのに、そこそこの客入り。そしてみんな飲んでますよ。おじさんも、おばさんも、子連れのお父さんも、平日の昼間から! それが、こう実に自然なんですね。みんな何の後ろめたさもなくビールを楽しんでおります。ああ、素晴らしい空間。
 中央当たりのお座敷席にドヤドヤと座り、とりあえず、生ビールですよ。なぜか中ジョッキ、大ジョッキの間にJジョッキというのがあるんですよ。ウェイトレスのおばちゃんによれば、「聚楽のJ」とのことですが、それなら小・中・大にすればいいのに、なんて野暮なことは言いません。全員Jを注文。Jでも630mlありますからね。大瓶一本分。僕、ずっと水分も取らないようにしてたから、一気に半分飲み干しちゃいましたよ。あー、美味い。確かにね、発泡感がキリっとしていて、キレのある味なんですよ。
 まっぴるまから座敷で飲むというのは、大変幸せな気分になるんですよね。聚楽台の昭和なムードが、また和むんですよ。昼から飲んでても、全然肩身が狭くない店ですからね。
 柳沢きみお先生の「大市民」で、「夜に飲みすぎると反省や後悔ばかりになりますが、なぜか昼の飲み過ぎは幸せ気分だけになれる」という台詞がありましたが、全くその通りですね。昼酒サイコー。ああ、昼酒サイコー。
 料理が安くてボリュームがあるのも嬉しいんですよ、聚楽台。ちなみにレシートがあったので、この日の内訳を書いてみましょう。

ナマ J:14コ 10136円
ソーセージ盛り:1コ 766円
串カツ:2コ 818円(ボリューム有り)
げそわさ:1コ 304円
笹かまぼこ:1コ 304円
ハムカツ:1コ 409円(コロモが分厚い)
ナマ 中:1コ 504円
マグロぶつ:1コ 409円(盛り方が秀逸)
うこん緑茶ハイ:6コ 2460円(人気メニューらしい)
イカ一夜干し:1コ 409円(美味かった)
明太オムレツ:1コ 514円(デカい)
ゲソ唐揚げ:1コ 409円
餃子:1コ 409円
ランセット:1コ 714円(電気ブランとナマ中のセット)
値引 8 5%:−928円(なんで割引なんだろう?)

合計17637円

6人で3時間たっぷり飲んで食って、一人当たり3千円ですよ。安っ! しかもこの幸せ気分! 昼聚楽最高! 年内で取り壊しというウワサなので、それまでに、また何回かやりたいですねぇ、昼聚楽。

さらにそのあと、アメ横内の「大統領」へ。これがまた大変よろしいお店で、珍しい馬モツ煮を堪能。8時前にベロベロに酔っぱらいましたよ。ええ、大変幸せな一日でありました。

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