秋葉原万世の立ち飲み屋

　昨夜、用事がありまして夜９時頃に秋葉原に行ったんですが、いやぁ、夜の早い街ですね。ほとんどの店がもうシャッター閉めちゃっていて、寂しいのなんの。ポツポツと飲み屋もあることはあるんですが、やっぱり他の街に比べると圧倒的に少ないですよね。
　で、ふと万世秋葉原本店の一階に立ち飲みがあることを思い出しました。昼はラーメン屋なんですが、夜は立ち飲み屋になるというので、ずっと気になってたんです。立ち飲み屋好きなんですよね。一人でひょろりと入れるところがいい。どうも、未だに一人で飲み屋に入れないんですが、立ち飲み屋なら大丈夫なんですよね。最近は立ち飲み屋ブームらしくて、たくさん出来ていて嬉しいです。僕の事務所のある高田馬場にもずいぶん立ち飲み屋があって、仕事帰りとか、ちょくちょく寄ってます。そういえばこの間、渋谷ユーロ・スペースに「STOP MAKING SENSE」見に行ったら、向かいに立ち飲み屋が出来ていて上映時間まで一杯ひっかけてましたよ。そういう時間つぶしにもいいんですよね、立ち飲み。

　さて、万世の立ち飲み屋は「万世橋酒場」という店名で、多くの新しい立ち飲み屋と同じく昭和レトロな内装になってますが、それほどイヤミではないですね。メニューを書いた紙がベタベタと壁に貼られているのがいいです。そうそう、飲み屋はこうじゃないとね。
　店内には既になかなかの入り。２人連れ、３人連れもいますが一人客もチラホラ。基本的にはサラリーマン客メインですね。お店のお姉さんと軽口を叩き合ったりしてて、いい感じです。
　とりあえずホッピーを頼み、それからメニューを眺めます。ふむふむ、串揚げがメインですか。この串揚げ３本とキャベツのセットいただきましょうか。それからモツ煮、と。串揚げセットは、お任せで毎回変わるようですが、鶏のから揚げが入ってたのが珍しかったですね。美味しくて、ホッピーの中（焼酎）をお代わりして、さらに名物と書かれている「豚蒲ブー」を注文。これは豚肉を蒲焼きにしたというもの。甘辛いタレと豚肉の歯応えがいい感じですよ。

んー、もうちょっと行っちゃおうかな。芋焼酎のお湯割りと、牛スジお願いします。
　一人で飲む時って、手持ち無沙汰になっちゃいがちなんですが、最近は片手でケータイでmixi見ながら飲んだりしてますね。ちょっと無粋だろうけどさぁ（笑）。
　これでお会計は２千円ちょっと。立ち飲みとしては、まずまずのお値段。うん、これならまた行きたいね。秋葉原って、飲食店自体は少ないけど、探すと意外にいい店もあるんですよね、前にも書いた「さか井」とかね。