ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

42回京王駅弁大会に向けて


あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!

さぁ、今年もやってまいりましたよ、京王駅弁大会(正式名称:元祖有名駅弁と全国うまいもの大会)の季節が! 今度の木曜日(11日)から2週間、僕は京王百貨店に日参することになるのです。いや、別に誰に強制されてるわけではないですけどね。
 昨日は駅弁大会愛好者の聖地(?)下北沢S亭にて「チラシ飲み」の会が行われました。駅弁大会の出品弁当が掲載されたチラシを見ながらみんなで検討しながら飲もうという会であります。店内にいた十数人全員がチラシを手にして駅弁について熱く語りあっているという異様な、そして大変エキサイティングな光景でありましたよ。
 僕ら駅弁大会愛好者、駅弁大会以上にこのチラシを愛しているのです。よく言うのですが、僕らは駅弁が好きなのではないのです。駅弁大会が好きなのです。全国の駅弁が一堂に会しているという状況が好きなのです。そしてその楽しみを突き詰めて行くと、このチラシを見ながらハゲシク検討している時が、会場にいる時や食べている時よりも幸せなのではないかと思うのですよ! チラシさえあれば、駅弁大会はいらない! なんて極論が飛び出すほど(笑)。そういう意味で昨夜は本当に楽しかったなぁ。
「今回の目玉は、やはり崎陽軒の復刻シウマイ弁当かな」
「この印籠弁当の隅っこのカップに入っているのは納豆と大根をあえたものらしいよ。さすが水戸!」
「高松の新登場のたこ飯は、明石のひっぱりたこ飯に対抗できるほどの実力があるのか?!」
「えっ、タイガース勝つめしのカツってビフカツなんだ!」
「(毎年リニューアルすることで有名な沖縄)海人弁当は今年は一昨年のスタイルに近いな。しかし沖縄なんだから、魚にこだわるよりもソーキとか豚関係で攻めた方がいいと思うんだけどな。あっ、今年は遂に一週間しか出店しない!」
「げげっ、長州ファイブって映画とのタイアップ弁当なんだ!」
「昨年(僕らの間で)あんなに評価の高かった日高つぶめしと御飯のたい飯が出店しないというのは、いったいどういうことなんだ!!!」
「復刻の青函連絡船紅鮭弁当の地味さもスゴイが初登場の新宿弁當って、史上最強の地味弁じゃないか?」
などなど、話題はつきませんでした。
 僕個人として今年の大会のテーマは今まで買ったことの無かった県の弁当を制覇するということですね。まだ25県も未踏県があるんですよ!
 現時点で僕が今年買おうとチェックしているのは新規では「神戸牛100%ミンチカツ港町レストラン」「つぶ貝弁当」「あったけえきりたんぽ弁当」「煮込みソースかつ弁当」「崎陽軒シウマイ弁当」「いかすみ弁当黒めし」「長州ファイブ」「復古だるま弁当」「川中島合戦笹寿司」「湖北のおはなし」あたりですかね。
 前に買ったものの中でも「いかめし」「いわしのほっかぶり寿司」「ぶりかまめし」「ながさき鯨カツ弁当」「かごんま黒ぶた弁当」「海人がつくる壺川駅前弁当」あたりは、また買っちゃうだろうなぁ。
 ふふふ、今から楽しみです。

 ちなみにチラシなんですが、実は先週はまだ会期前ということで正式に配布されてなかったんですけど、京王百貨店の案内所でお姉さんに「駅弁大会のチラシ下さい」というと、こっそり出してくれたのです。そんな裏ワザで我々はフライングでチラシをゲットしておりました(笑)。前にも書きましたが、公式サイトの方からPDF版のチラシはゲットできますから、新宿に足を運べない人は参考にして下さい。
 いや、でもね、やっぱりPDFチラシじゃ燃えないんですよね。あの大判の紙面にびっしりと写真が掲載されたチラシだからこそ僕らは熱中してしまうのですよ。いや、本当に会期中って、気がつくといつも駅弁大会のチラシ眺めちゃってますからね、僕も妻も。ネットに浸食されてしまっている紙媒体の未来への希望のヒントがこの辺にあるのではないかと思うな(笑)。紙媒体じゃなくちゃダメなものってのは、確実にあるんだよ!

というわけで1月の当Blogは、例年通りに駅弁大会のネタばかりになると思われますのでご了承下さいませ。

Amazon 【最大70%OFF】ミュージックセール