ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

広島駅「活あなごめし」(1260円)


 穴子一本で勝負する、いわゆる単弁(モノ弁)。実演とはいえ、冷えてしまっている穴子は焼きたてのフワフワ感はなく、少々固くなってしまっていますが、それでも噛んだ途端に口の中に広がる旨味はさすが。また、穴子エキスも炊き込まれているというご飯が絶品。穴子のタレとご飯が奏でるハーモニー。穴子の甘み、旨味、香りが全てご飯だけでも楽しめる。食べながらウットリ。
 というように穴子とご飯のレベルは相当に高いと思うのですが、つけあわせのサブおかずが全くなく、少量のガリとベッタラ漬けのみというのは、ちょっと寂しい。これでK点遙かにオーバーかと思うと、どうしても割高感が拭えません。あと脂の強い穴子に、甘くてしつこいベッタラ漬けはどうかなぁとか、口直しのつもりなら、もうちょっとガリの量を増やして欲しいとか、贅沢なことを考えてしまいました。

 ちなみに駅弁資料館などでは、この駅弁が穴子駅弁日本一と言われる宮島口駅「あなごめし」にそっくりだとの指摘があり、きつめの評価をされています。

 いつもは仕事場に出勤する前に寄るので開店と同時の10時に入場するのですが、この日は朝イチで書かなければならない原稿があったので、11時30分頃の会場入りとなりました。週末の阿鼻叫喚がウソのように、いい感じに空いてました。超人気弁以外は、ほとんど並ばずに買えます。
 一日の欠場で何か変化が無かったかと(笑)ぐるっと一周してから、ちょっとした行列の出来ていた二四三屋にならび、おばあちゃんの仕事っぷりにみとれつつ、まずは団子購入。すると、あっ、もう万札しかない。何の弁当を買うにしろ、こういう場で万札を出すのは顰蹙もの。
 ということで、前から気になっていた駅弁グッズコーナーで森のいかめしトートバック購入、1575円ナリ。なかなか可愛いデザインですよ。

 そして病み上がりなので、生モノ揚げモノは避けたいなと考えた末に広島の活きあなごめしに決定したのでした。この日で販売が終わってしまう鯨カツ弁当にも未練はありましたが、揚げモノはちょっと食べたくなかったんだよなー。

そして今大会初めての休憩所食いにて、美味しくいただきました!

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