特殊翻訳家の柳下毅一郎さんから「上野の聚楽台レストランが4月21日で閉店ですよ!」とメールをいただき、それは大変だ! と一緒に飲みに行くことになりました。例によって平日の昼間に仲間を募って。
いつ行っても昭和の香りがいっぱいの聚楽台。座敷でダラダラと飲んでいると実に幸せな気持ちになります。特に平日の昼間というのがいいんですよね。ただでさえ聚楽台のビールは美味いのに、みんなが働いている昼間に飲むと、更に美味さ倍増。カタギのみなさん、ごめんなさい。
休日などは家族連れも多いのですが、平日のお客さんは年齢層が大変高い。30代40代の我々が店内で一番若いグループでした(笑)。おじいさんもおばあさんもおじさんもおばさんも、みんなニコニコしながらビールをグビグビ。なんと幸せな空間でしょうか。
こういうお店が無くなってしまうというのは、本当に寂しいなぁ。作られた嘘レトロのお店はどんどん出来てるけれど、やっぱりどこか違うんですよね。くつろげないもん、嘘レトロの店は。
聚楽台も2010年秋に新装開店する予定らしいのですが、もうあの雰囲気は望めないんでしょうね。あそこに集っていたおじいさんたちは、これからどこのお店へ行くのでしょうか?
4月21日の閉店まで、あと何回か行こうと思ってます。名物西郷丼も、もう一回食べておきたいしね。
おまけ。YoTubeにこんなのありました。
40年ぶりの同級生 上野聚楽台にて
(なぜこれがYouTubeにあがってる? 後半はなぜかBGMのみだし)
ホテル聚楽CM
(聚楽グループといえば、やっぱりコレ)