ダリブロ 安田理央Blog

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「日本映像倫理審査機構」設立記者会見に行ってきました

「日本映像倫理審査機構」設立記者会見に行ってきました。日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)の逮捕事件を受けて、新たな自主審査団体「日本映像倫理審査機構」(映像審)を設立し、旧ビデ倫の参加メーカーは、ほとんどこちらへ移行するとのこと。まぁ、名前を変えただけという印象も受けますが、理事が一新されていたり、審査を「審査センター」に委託するなど、組織としては大きく変わったように思えます。特に理事はビッグモーカルの専務と並んでソフトオンデマンドの取締役、エムズファクトリーの統括本部長が名前を並べていることからもわかるように、どうやらコンテンツ・ソフト協同組合(CSA メディ倫)との合流も視野に入っているようなんですね。また日本映像ソフト制作・販売倫理機構 (制販倫)などもこの流れに乗るようです。
 となると、現在AV界で最も大きな審査団体となったビジュアルソフト・コンテンツ産業協同組合(VSIC)に対向する勢力としてこの映像審が産まれたという構図が見えてきます。
 ムーディーズエスワンといった現在のAVの主流となったメーカーによるVSIC勢と、その他のメーカーが集結した映像審。業界再編の大きな動きが始まりつつあるということでしょうか。
 それにしても、ビデ倫とメディ倫というのは、かつては敵対関係にあったわけですよ。それが新たな敵(?)を迎え撃つために手を組んだとは、これはまるで薩長同盟?(笑)。いやぁ、10年前にはこんな展開になると予想した人は誰もいなかったでしょうね。
 しかしいずれにせよ、今後審査基準はますます厳しくなっていくと思われます。この辺りはAVファンにとっては残念な話かもしれません。個人的には、もう大手メーカーではモザイク無しのアナル愛撫を見ることが出来ないのが寂しいですね…。
 さて、これで日本のAVはどう変わっていくのでしょうか?


詳細はAll About アダルトビデオ「ビデ倫から映像審へ!どうなるモザイク?」参照。
http://allabout.co.jp/entertainment/adultvideo/closeup/CU20080625A/

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