ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

音楽のバネ@お台場・予感研究所2

 12年前に「SPA!」で女子大生前衛音楽家(しかも巨乳)として取材したクワガタレコードのPIRAMIさんのプロジェクト「音楽のバネ」が出展している「予感研究所2」@お台場未来科学館に行って参りました。
 まぁ、ちょっとしたきっかけで最近PIRAMIさんと再会いたしまして、子供向けの装置であるこの「音楽のバネ」のモニターとしてウチのムスメとムスコを参加させたという縁がありまして、では完成品はどうなっているのかなと初日に伺ってきたわけです。
「予感研究所2」とは公式サイトによれば「この度開催する展覧会『予感研究所2』の作品は、『デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術』プロジェクト(研究総括:原島 博 東大教授)のなかで育まれたものです。このプロジェクトは、独立行政法人科学技術振興機構(JST)によって進められているもので、産業・学術系の研究機関で構成される戦略的創造研究推進事業および個人で同じテーマを研究する方々が参加しています。近年、情報科学技術が急速に進歩する中、『メディア芸術』という新しい文化が生まれ注目されてきています。このメディア芸術において、作品制作を支える新しい手法や表現するための基盤技術を創出するのが、このプロジェクトの狙いです。具体的には、デジタル技術を使った映画、アニメーション、音楽、ゲームといった作品さらにそうした作品制作の基盤となるアイデアを生み出すための様々な技術手法や芸術を理解する人の仕組みなどを研究し、誰もがメディア芸術作品の制作を自由かつ効率的に行えるようにすることを目指しています。科学者とアーティストたちが、分野を超えて研究・意見交換をしてきた成果を『予感研究所2』として発表いたします」ということですが、まぁ、簡単に言えばテクノロジーを使った面白い装置が色々出展されている子供対象のイベントですね。
 八谷和彦さんっぽい世界だよなーと思ったら、ちゃんと八谷さんもタナカカツキさんとのコラボレーションで、特製のグラス越しに見ると、小さな虫やら鳥やらが見えるという「FairlyFindre 05」という作品を出品してました。あとは、適当な歌詞を入力するとそれにあった曲を作曲してアレンジしてくれるという「オルフェウス」とか、年をとった顔とか異性っぽくした顔をシミュレーションする「年齢性別顔合成」とか藤子・F・不二雄的な発明がいっぱいで、こりゃ子供だけじゃなくても楽しいですよ。
 そしてPIRAMIさんの「音楽のバネ」は、ゴムバンドをビョーンと引っ張ると、曲のパターンが変わるというものなんですが、これって「ドミナントはトニックに戻りたくなる」という音楽理論を体感的に理解させるというコンセプトなんですよね。単純にWii的な体感楽器としても楽しい。これを発展させると、ライブで使っても面白そうだよなぁ。
 このイベントは今日から30日までの5日間行われてます。夏休み、子供をどっかに連れて行かなくちゃなぁという人は、ぜひ。
 ついでにお台場冒険王に行く手もありますしね。ウチは本日は「予感研究所2」→アクアシティの「ジャンプショップ」&「遊戯王マスタールール体験会」→お台場海浜公園水上バスというゴールデンコースを満喫。子供も大満足な一日でありましたよ。

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