ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

島根牛みそ玉丼(950円/B-6/島根県松江駅)

 京王駅弁大会も前半戦終了。実演の中には13日までという駅弁もいくつかあります。今回だと「やまと豚弁当」がそうですね。また「ぶりかまめし」は実演は13日までで、その後は輸送に変わります。そしてそんな13日までの駅弁の中で食べていなかったのが「島根牛みそ玉丼」。玉子好きの僕は開会前からチェックしていたのですが、並んでいたりタイミングが悪かったりで最後の日にようやく食べることが出来ました。さっそく屋上食い。

 島根産こしひかりの上に、みそと酒で煮込んだ島根牛と白滝が乗っています。ふたをあけると、お酒の香りがプーンと漂ってきます。お酒が苦手な人にはちょっとキツイかもと思うほど強い香りです。
中央には白い半熟玉子がゴロンとおかれているのですが、これがなんだか不自然な感じ。どうやら加工整形玉子(白身と黄身を分けて加工したもの)っぽいですね。これは気分的にちょっとマイナスかなぁ。まぁ、色々と仕方ないんでしょうけど。
 気を取り直して食べてみましょう。玉子を二つに割って、黄身を肉にまぶしながら。
おお、これは想像以上にすき焼き感に溢れてますね。美味い、美味いぞ。肉の味、みその味、酒の味、そして黄身の味が濃厚に迫ってきます。ご飯が進む、進む。酒が強いなど、少々クセのある味なので、好き嫌いの分かれるところではありますが、僕は好きですね、これ。肉弁当に重要な食べ応えの満足感も十分です。

 実は同じく13日までの弁当で「いわて短角牛弁当」というのもあって、どっちにするか迷ったんですが「短角」は駅弁ではなくて「うまいもの」扱いなので、「みそ玉丼」を選んでみたのですが、「短角」もすごく評判がいいんですよねー。
 どうせなら。「みそ玉」「短角」ふたつとも食べる牛肉弁W食いとかやっちゃえばよかった(笑)。


 ところでこの日、僕ら駅弁大会好きの間でショッキングなニュースが駆け巡りました。京王駅弁大会に35年間出場し続けた飛騨高山のみたらし団子屋「二四三屋」の艶枝おばあちゃんが亡くなられたようです。二四三屋のブースに告知のポップがおかれていました。

毎年、おばあちゃんの焼いたみたらし団子を食べながら会場を回るのを楽しみにしていました。96歳という高齢でしたから、さすがにここ数年はいらしていなかったんですが…。いつかは飛騨高山まで行って、地元でおばあちゃんの焼いたお団子を食べてみたいと思っていたんですが、間に合わなかった。

そんなわけで昨夜は駅弁大会仲間と艶枝おばあちゃんを偲ぶ追悼チラシ飲み会を行いましたよ。おばあちゃん、長い間ありがとう。謹んでご冥福をお祈りいたします。

こちらで、おばあちゃんの動画が見られます!
http://keio-ekiben.cocolog-nifty.com/blog/cat6882146/index.html

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