せっかくなので僕の古本ツアー川崎・横浜編での戦利品を一冊づつ紹介してみましょうか。
禁断の封印映像(2012年 コスミック出版)
まぁ、よくあるコンビニ本。ややエロネタが多いかな。
キングコング1986年3月号(1986年 白夜書房)
ラッシャーみよし編集長による伝説の雑誌創刊3号目。下らなくって下品なノリが最高。アイドルのオメコ予想とか、「群馬県はどこを掘っても屍体が出る」なんて記事も(笑)。
Chuck(不明)
貞操帯をテーマにしたグラフ誌。なんでこんなの買ったんだっけ?(笑)
下着と少女第2集(1971年 松尾書房)
元祖ビニ本と言われる伝説のグラフ誌。第1集は5万部を売り上げたとか……。
アタックVIDEO(1982年 蒼竜社)
宇宙企画が銀パックと呼ばれるハードケースのシリーズを出してた頃の記事が貴重な雑誌的な構成のムック。明らかにオールドロックが好きな男性ライターが書いたと思われる「ムードミュージックに私たちは弱いのよ」というレコードガイドもあり。
週刊アンポ1969年1月12日号(1969年 週刊アンポ社)
ベ平連系のグループによって創刊された雑誌(実際には隔週刊だったらしい)。赤瀬川原平の表紙からもわかるように、誌面にはどことなくユーモアが漂っている。
平凡パンチ1985年5月9日・16日号(1983年 平凡出版)
創刊20周年記念として創刊当時の記事が。巻頭グラビアは川島なお美と大場久美子。
エロスフランケンシュタイン(発行年不明 エルシー企画)
秋月ミカとフランケンシュタインのマスクをかぶった男による謎のグラフ誌。写真がなかなか芸術的なのがエルシー企画っぽい。
旅マン ほりのぶゆき(2001年 小学館)
日帰りで前回よりも遠くへ行かなくてはいけないというルールによる旅漫画。スピリッツ連載。
奇譚クラブ 花と蛇 総集編決定版(1970年 暁出版)
日本SM小説の金字塔。1話から74話までを収録したボリューム溢れる総集編。この版は官能描写がかなり削除されているとのことなので、照らしあわせてチェックしてみたい。
ビックリハウスSUPER1978冬号(1978年 パルコ出版)
第二回JPC展(日本パロティ広告展)特集。パソコンの無い時代にこれを制作するのは大変だったろうなぁ、と思う。
ボディプレス1985年2月号(1985年 白夜書房)
エロ本の面白さを僕に教えてくれた雑誌。この号、当時は持っていたけれど、どうも捨ててしまってたらしい。あと5冊でコンプリートかな。
今晩はホン屋です 柳橋克三(1967年 富士ブック)
副題「大日本Yホン物語」。エロ本編集者の裏話。ピンク映画の話もアリ。
職業。素人ヌード雑誌編集長。和田二郎(2007年マガジンマガジン)
素人ナンパ誌「ストリートシュガー」初代編集長の10年間に渡るナンパ撮影体験記。
裏アリス創刊号(2002年 三和出版)
擬似ロリ専門誌の創刊号。倉橋のぞみの特集があるが、もちろん当時のヌードは掲載されていない。
グロ Vol.1(2002年 洒瑠夢)
デブ、妊婦、老女、フィストと洋物のエグい写真を集めたムック。
黒薔薇夫人 団鬼六(1973年 桜桃書房)
お柳情炎 団鬼六(1979年 笠倉出版社)
団鬼六の70年代の新書版は見つけるとつい買ってしまうなぁ。抽象的なカバーが、また味わい深い。
剥かれる 館淳一(1982年 二見書房)
当時、この版で読んだ作者と、机を並べて仕事することになるとは想像もしなかったなぁ(笑)。
CALL ME 樹水駿と風俗美女27人(1994年 東京三世社)
90年代の風俗嬢の写真集。樹水さんなのでソープ嬢が中心だが、池袋パオパオの翔子などイメクラなどの子もいる。
サスペンスマガジン1965年2月号創刊号(1965年 久保書店)
あの「裏窓」の後継誌でタイトルからわかるようにSM誌なのだが、創刊時はかなりサスペンス色が強かったようだ。大藪春彦、筒井康隆なども書いている。
オレンジ通信2004年2月号(2004年 東京三世社)
年間ベスト掲載号。2003年度のベスト女優は春菜まい。監督賞はイタカ・スミスリンパウダー。