「とらドラ!」は20話まで見ました。一気にシリアスになって盛り上がって来ましたね。
さて、前回に師匠として紹介したtag氏側からの視点で僕のアニメ修行が語られています。
安田さんのアニメ修行 http://tagkaz.hatenablog.com/entry/2013/02/13/010010
ここでも少し触れられていますが、僕が今のアニメが苦手な理由について今回は書いてみようと思います。アニメ好きの方にとっては、不快に思うかもしれませんが、お許しを。僕としてはこの辺を克服したいという気持ちなのですよ。
まず、いわゆるアニメ絵と声優さんのハイテンションな演技に引っかかります。アニメを見慣れていない人間には、この過剰さにはちょっと引いてしまうところがあります。
そして特に最近のアニメで感じるのが、情報量の多さ、テンポの速さ。音楽のリズムでいうところの、やや突っ込んだ感じ。現在のアニソンの躁じみたアッパーさをアニメ本編でも感じます。
僕が「謎の彼女X」にハマったのは、あのアニメにはこうした部分がなかったからなのでしょうね。その後、色々なアニメに触れてみて、「謎の彼女X」が現在においていかに異色なアニメだったのかがわかりました。
ただ、この辺は感覚的なものなので、慣れていけば克服できるのではないかなとも思っています。
それよりも自分にとって難関だと思われるのは、もっと根源的な部分だったりしてます。それは自分が「中二的」なものが苦手ということなんですね。
劇場版「まどか☆マギカ」を見に行って、一番引っかかったのは、女の子一人の思いで宇宙を変革しちゃうという展開。よくある少年少女が世界を救うなんてパターンも、子供の判断でそんなことやっちゃっていいの? 世の中ってもっと複雑なもんじゃないの? みたいなことをつい考えちゃうんですね。だから、いわゆるセカイ系ってのは、どうにも受け入れられないわけです。
深夜アニメって、大人が見ているのに少女が主人公のものばかりというのはなぜだろうと思ってしまいます。どうしてこうも子供の視点にばかりこだわってるんだろう。子供って、そんなに正しいか? 大人は間違ってるのか? みんなそんなに大人になりたくないのか?
まぁ、そんなこと考えずに楽しめばいいじゃないと言われてしまいそうですが、つい引っかかってしまうんですよね。
「謎の彼女X」や「とらドラ!」を楽しむことができたのは、これらの作品があくまでも高校生の等身大の姿を描いているからかもしれません。だって、本来、僕はラブコメって苦手なんですよ。恋愛ごと、ホントに興味なくって……(笑)。
これから色々なアニメを見ていくうちに、こうした抵抗もなくなっていくのか、それともやっぱり壁を乗り越えられなくて、挫折するのか。
なんとか頑張りたいなぁ。わかりたいなぁ。