ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

三味牛肉どまん中(1300円/山形県/B-3)

 京王駅弁大会でも毎回安定して売上上位を占め、もはや駅弁界の王者の風格も漂う牛肉どまん中。だって、美味いんですもん。毎回食べる度に「あー、これだよなー」と再確認する旨さ。
 ただ、数年前から牛肉どまん中には、通常の醤油味に加えて、しお味やみそ味、さらにはカレー味なんてバリエーションが登場していて、それらのハーフ&ハーフなんてのも出てるんですよ。それどころか海鮮丼やうなぎ丼、牛タン丼のハーフ&ハーフもあるらしい。東京駅なんかではそっちも買えるのに、京王駅弁大会では、ずっと醤油味のみ。
 駅弁は京王駅弁大会で買うものという信念の僕としては、京王でのどまん中バリエーションの登場を心待ちにしていたのです。ただ、実演という形態上難しいのかな、と諦めていたのも正直なところですが。

 ところが今年は、通常版に加えて「三味牛肉どまん中」なんて新製品が登場したじゃありませんか! ハーフ&ハーフどころじゃなく、一個で醤油、しお、みその三味が楽しめるというのですよ。
https://www.instagram.com/p/BAoJE6YDW_N/
 大きさは通常版と同じですが、十字に区切られて四等分され、そのひとつひとつのマスに醤油味、しお味、みそ味、そして通常版と同じくかまぼこや玉子焼き、煮物などが入っています。
 さて、こういう時は味の薄いものから濃いものへ食べていくのが鉄則ですね。まずはしお味から。うん、あっさりとした味付けの分、牛肉そのものの味がよくわかりますね。というか、こんなに美味しい肉だったのかーと改めて思うくらい。
 そして醤油味。これはもう安定の旨さ。甘辛さのバランスも絶妙なんですよね。
 最後はみそ味。ちょっとピリ辛ですね。これはビールに合いそうだな。
 というわけで三味。ひとつの味は三分の一の量なわけで、三口ほど食べるともう終わっちゃうんですよね。なので、主食というよりも、おかず感がある感じ。タレのしみたご飯がすでにおかずっぽいですしね。

 それぞれ、もうちょっと食べたいなーという気持ちが残るのも正直なところ。満足感を得るには、やっぱりひと味、せいぜいハーフ&ハーフくらいの量が必要なのかな、とも思いました。でも、これ、酒のつまみ弁としては最強な感じがします。ちょっとづつ、色んな味を楽しみつつ、ビールをゴクリ。日本酒でもよさそう。あー、飲みたい!
 そして、他の味も美味しいけど、やっぱり醤油だよなーという結論に落ち着きそう(笑)。

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