僕の仕事場があるマンションの一階に、セブンイレブンがオープンしました。いや、もう、これが便利で便利で。なんかちょっと欲しいなと、思ったら、階段をタンタンタンと降りれば、そこはもうセブンイレブン。
毎朝、仕事場に行く前にセブンカフェのアイスコーヒー買っちゃうし、今までは飲み物やらお菓子やらカップラーメンやらを買い溜めておいたのも止めて、必要な時にだけ買いに行くようになりました。あと、宅急便を出しに行くのも楽になったわー。もう、ナナコカード活用しまくりですよ。セブンイレブン様の奴隷ですよ。
そうやって利用していると、つくづく思い知るのはセブンイレブンのオリジナルブランド商品のレベルの高さ。清野とおるさんの「ゴハンスキー」にも、セブイレブン信者と「金のシリーズ」飲み会をする話がありましたが、セブンイレブンで調達した酒と食べ物だけで宴会が出来るな、と考えたわけです。
ということで、開催しました「セブンイレブン千円しばり飲み会」。ひとり千円で、酒とつまみをそれぞれ買ってくるという飲み会です。
ここで難しいのは、酒にどれくらい金額を裂くかです。飲み会というからには、ある程度は飲みたい。そうすると、必然的につまみにかける金額が減ってしまう。悩ましいところです。
それでは参加者のデッキ(カードゲーム風に)を見ていきましょう。
まずは、わたくしの駅弁大会の師匠でもあるモギさん。
金のビール500缶にトリハイ缶、そして焼酎のオランジーナ割。つまみは駄菓子のみという極端な酒シフトを敷いたデッキです。とにかく飲みたい、酔いたい、という観点からみると完璧です。千円でベロベロになりたいというセンベロ思想を実現しております。なによりも、焼酎のオランジーナ割りがヤバイです。クイクイ飲めてしまって危険です。
ただ、残念なことに、合計額が1173円と、173円Bオーバーしておりました。これは痛恨のミスですね。
続いて、「酒場人」主筆のパリッコ。
酒は第三のビールと、トリスポケット瓶と水。なんと2リットルの天然水にトリス180mlを注入して、2リットルの水割りを作るという荒業を披露! これ、大変薄いんですが、その分、ガブガブいけて、ほんのり酔ってくるというベトナムのビアホイ(飲んだことないけど)風に楽しめて、なかなかよかったです。さすが、パリッコ。
そしてつまみの方は、木綿どうふをレンジでチンして、にんにくしょうゆ味、温泉たまごと共に「すき焼き風肉豆腐」を作ってしまうというクッキング技で攻めてきました。
これまた、さすがパリッコ。合計額990円というギリギリ加減も最高です。
さて、パリッコとユニット「酒の穴」を組んでいるナオさんfromチミドロ。
酒はスタイルフリー500缶一本。そして、「金の海老チリソース」「ブイヨンで炊きあげた海老ピラフ」「二度づけえびみりん焼き」というオール海老セレクト。
しかも海老ピラフに海老チリソースをトッピングして、さらにえびせんで挟んで食べるという複合技を繰り出して、僕らの度肝を抜きました。
そんなに海老が好きか! いや、美味いよね、海老。海老最高。総額891円。
新刊「無限の本棚」が好評のとみさわ昭仁さん。
ほほう、焼酎に炭酸二本という酎ハイをベースに組んで来ましたか。つまみは豆サラダ、温玉、5種のチーズ入りハンバーグ、そして絞めに蒙古タンメン中本の豆腐スープというバランスの取れたデッキです。蒙古タンメンは、カップラーメンじゃなくてスープのみというところが渋いですね。総額833円。
ご存知、漫画家の吉田戦車さんも参加。
プライムリッチ350ml缶2本に、「ふっくらしあげのボンゴレスパゲティ」「ひきわり納豆詰め合わせ」という炭水化物多めのガチな男の一人飲みっぽいデッキ。
紅一点の参加者であるルコちゃんは、ノンアルコールの特別デッキ。
ほうじ茶、「うま味スープが決め手 小籠包」「蒸し鶏と豆のサラダ」「カリカリ食感スティック えだまめ味」にデザートとして「たっぷりあんこ&クリーム生どら」という、さすがは女の子といった組み合わせです。でも合計1,037円と37円オーバー(笑)。
さて、そして言い出しっぺのわたくしのデッキを発表させていただきましょう。
ビールは淡麗グリーン500ml缶。つまみは「レンジで簡単に豚のしょうが焼き」「ペヤングやきそば」「サクッとメンチ」、そして千切りキャベツ。
これをこう、盛り付けるわけです!
どうですか、この迫力! いや、前に「レンジで簡単に豚のしょうが焼き」を食べた時に、非常に美味しかったんですが、やっぱりキャベツの千切りが欲しくなるなぁと思ったところから、発想したダイナミック・プレートです。カロリー大爆発! しめて919円なり!
まぁ、はっきり言って、僕とナオさんは、缶ビール一本しか買っていなかったので、酒は全然足りなくて、結局みんなから分けてもらったり、追加したりで、センベロですまなかったわけなんですが。
いや、しかし、楽しいし、美味しかったですよ、「セブンイレブン千円しばり飲み会」。
うん、例え世界が滅びたとしてもセブンイレブンが残れば、楽しい飲み会は出来るということだな!