ダリブロ 安田理央Blog

フリーライター安田理央のBlogです。

トンかつ菜の花弁当(850円/千葉県/A-0)

https://www.instagram.com/p/B7SMOWajuRm/
開催前、チラシ未掲載ながらも、駅弁リストでのチェックにより、その存在が明らかになって、一部で話題を呼んでいた「トンかつ菜の花弁当」。

なにしろ、地味弁界のアイドル「菜の花弁当」と、2018年に登場し、その強力なまでのシンプルな迫力で衝撃を与えた「トンかつ弁当」の2つが合体したというのですよ。
菜の花弁当が650円(今大会出場無し。現地での価格)、とんカツ弁当が500円と、どちらも現在の駅弁価格からすると破格の安さなのですが、合体しても850円。これはお得感。
そして、「トンかつ弁当」の掛け紙でインパクト満点だった、あの豚コックがフライパンを菜の花に持ち替えているというパッケージのイラストも素晴らしい。

さて、中身ですが、4ブロック構造にっており、右ブロックがトンかつ弁当、左ブロックが菜の花弁当。そして中央の小さいブロック2つが付け合せになっています。付け合せは、ゴマ昆布、筍煮、漬物という布陣で、これは「トンかつ弁当」寄りかな。
トンかつは二枚が白いごはんの上に乗っています。ソースとマスタード付。トンかつで白いご飯をかっこむシンプルな喜びを伝えてくれる「トンかつ弁当」のコンセプトをしっかりと継承しております。2枚は寂しいかなと思ったけど、食べてみるとちょうどいい感じ。どこか駄菓子っぽい味わいがいいんですよね。
そして、「菜の花弁当」ブロックは鶏そぼろと玉子そぼろが白いごはんを覆います。本家同様にあさり串もちゃんと付いているのがうれしいところ。全体的に甘い味付けなので、紅生姜がいいアクセントになります。
付け合せも濃い目の味付けなので、食べ終わるとちょっと味が口内に残って喉が渇くかな。

シンプルさが売りの2つの駅弁が合体したら、意外に豪華になったという印象。いや、それでも豪華なおかずはないんですけどね(笑)。
満足感はかなり高いんですが、あの2つの駅弁のシンプルさが懐かしくなるのも正直な感想。駅弁というのは難しいものだなぁ(笑)。

ちなみにこの「トンかつ菜の花弁当」、2018年から千葉駅で期間限定で販売されていたみたいですね。現地では掛け紙のイラストも二種類あったとか。やはりイラストにこだわりがあったか!

Amazon 【最大70%OFF】ミュージックセール